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ダンスdanceだんす

金曜日にオンライン飲み会が開かれた。人と話せることは嬉しい。遠くにいる人の近況を聞けるのも嬉しい。でもやっぱり実際会って空間を共有することに比べたら全然ものたりない。

ずっと画面の前に座っていられたらきっともっと楽しいけど、子どもがわちゃわちゃして離席するともう会話に入りにくくなってしまう。一度に一人しか喋れないし。わたしが子どもとわちゃわちゃしてる時に夫がオンラインで繋がっているとモヤモヤしたり。フレームアウトしたときの疎外感が強い。

人がオンラインしてる横にオフラインでいるのって嫌。同じ空間にいるのに分断があって、それをすごくくっきり感じる。便利ではあるし新しい可能性を開くんだとも思うけど、基本的には格差を生む装置だってこともなんか体感する。

ということを思いつつ、なんとなくついてたテレビでオンラインオーケストラみたいなのが流れてきたときに、子どもが自然とそれに合わせてピアノの音を出してセッションしていて、こういうのはすごくいいなあって思った。

そのあと、昨日は1時間に1回くらい子どもと思いっきり踊った。パプリカやサカナクションとかの子どもの好きな曲や、ストリーミングサービスでダンスで検索して知らない曲をかけたりしながら、身体をとにかく動かした。もういいや発散しようと思ってベッドの上でピョンピョン跳ねたりもした。でたらめに体をばしばし動かしてたらあったかくなって、スッキリした。

音楽もいいし、踊りもいい。何か身につけたいけど何がいいんだろう。阿波踊りがあったらやりたいけどないなあ。茨城に住んでる時に「BON DANCE FESTIVAL」っていう、地元の盆踊りや大友良英スペシャルビッグバンドの盆踊りや主催してたお店オリジナルの盆踊りをプロジェクト福島の人も来て一緒に踊るイベントがあってすごく楽しかった。特に「地元に帰ろう音頭」のサンバのリズムになるところがすごく良かった。踊り狂うみたいになって。

そういえば富山にある日本最古の民謡、「こきりこ」の保存会の事務局長さんが、民謡は新しくつくっていくものだと言っていた。そして基本的には編集というか、もとからあるなにかの詞となにかの旋律をくみあわせて、こういう格好いいのあったよって持ち寄ったものの組み合わせでできていくものだと。そういうことであれば、頑張ればつくれるのかもしれない。地域の歌と踊りをつくろう、新しい民謡をつくろうとかできるかもしれない。どこから学んでいったらいいのか、とりあえず日本中世界中の民謡を流して子どもと踊ってみようかな。こういうときネットはほんとうに便利。なんかそういう、ひらいていくことに意識的に使いたい。


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