第三者なんてつまんない
いまのあたしの状況を第三者が見たら笑っちゃうだろう。だってあたしが第三者だったら笑うもの。ううん、笑うというよりも「目を覚まして」って言うと思う。それから「世界はひとつじゃない、いろんなことが待ちかまえてるから大丈夫だよ、いままでがすべてじゃないし、これからのことだってすべてじゃない」ってね。
第三者になればどんなことでも言える。どんなことも冷静に分析できる。それは何故。答えは簡単、だって感情と執着と思い出がないんだもの。
みんながみんな自分に降り注いでいる現実を第三者の目線で見られたらいいのにね。でもそんなの見られるはずがないし、見えたらすごくつまらない。当の本人だから盲目になって突っ走れるのだ。ズブズブと泥沼にはまって自滅する。
そうそう自滅する楽しさを。
あたしが今こうなっている状況だって、きっと意識化で自分が選んでいたもの。そしてそれを愉しんでいた時だってあったでしょ? ならもう自己責任じゃない。きちんと後日談だってひっくるめて自分で責任とりましょうよ。
まあ口で言ってるほど簡単じゃないし、それができたら泡沫ちゃんになってないんだけどね。カウントダウンは続いてく。
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