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視点の違いを埋める難しさ

接遇研修において、「つながる心」をいつも伝えている。

簡単でいて、難しいものです。
だからこそ、なんども伝えるんですけれど。
白熱道場においても、理事長から私に引き継がれた「対応する力」と「伝える力」。何回やっても毎回理事長と話し合って、どうすれば受講生の皆さんの
ためになり、お役に立てるかを一番に考えています。

さて、病院に地域においても、一括りにはできないけれど、
職業特性ってあったりするなあと思っています。

責任あるお立場の方って、「どうしてこれはこうなんですか?」って聞いたら、
それがもう指摘と思ってしまって、言い訳や怒りに変わることが多いです。
職業特性で、「指示を出す側の人」によくみられる傾向です。
(自分は違うよ、っていう人はスルーしてくださいね。違う人はむしろ「そうなんだ〜」って感じでしょうか。)

なので、提案がしにくい。
責任ある人は、行動・出す答えに対して、なんども考えたり配慮したりして、自分にかかってくる責任をよくわかっていて、答えを出しているわけですから、そこに何かを言われると怒りに変わるか、「あなたがわかってないのでしょう?」ってこともよくあります。

また、逆に、

相手がどこまで理解していて、どこまで配慮して覚悟して行なっているか、その行為にどれだけの人手がかかっているか、を知らずに、簡単にダメ出しを出す人もいます。
「こうあるべきだ」という理論はもちろん正論なのかもしれませんが、
いやいや、こちらはこういう意味ですよ、と伝えても、「全く、、、わかっていないなあ」とまたさらに親切に教えてくれる人。

提案なのか、指摘なのか、わからないこのアプローチは、受けた側も戸惑います。
そこまでの経緯を伝えられないし、伝える必要もないし、あなたの「正論」はわかりますが、私はそういう風にするつもりはないし。っていうところでも、
正論、は、怖いですね。どこまでも正しさを述べてくる。

つながる心。

提案する側も、提案される側も、
平行線になることは世の中にあります。
でも、分かり合えないときは、きっと、どこか、相手の「そこじゃないんだよ」が存在しています。

普段むしろ、「つながる心」を大切にしている人ならば、アプローチする側が
枠にはめようとしすぎなのかもしれません。

世の中には、「視点が違う人」はたくさんいます。
同じ方向ばかり向くはずがありません。「へーそういう考えもあるんだ」は
「正しさ」よりもさらに先のイノベーティブを生むかもしれません。

そう、なぜ、職業特性の話をしたかというと、全く同じ職種の人に、違う現場3カ所で、とってもとっても時間をかけないといけないことが発生したから、

あれ、この職種って、そういう感じ?と思ってしまったからです。

ダメですね、ゼロベースじゃない私って。

どんな職種かは、また、私とじかにあう研修や、白熱道場でお話したいと
思います(笑)。

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