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心配りとは

心配りについて考えてみた。

息子が定期巡回のように

晩御飯を食べに来た夜。

一人暮らしの彼が心配で

いつもごはんを作り過ぎてしまうのは困ったものです

社会人の息子と

やや大人の話ができることも

楽しみでもあります。

なんとなく

心配りとか、

思いやりについて、話していて、

国葬の賛否についても話が発展した。

国葬賛否論は私たちの中で結論を出すようなディスカッションをしたわけではなく

物事の賛否をふくめ、やはり対話にお互いの思考プロセスを理解しようとする姿勢は大切だと言うところが論点。

わかり合おうとして話すのか、

こんなにあなたのことを考えて言ってるのにわかってくれとはなすのか、

では、大きく違うよねーと。

ダイアログの難しさと大切さをかたりあったのです。

後者ほど、お為(ため)ごかし、の言葉が多いよね、という一定の結論が2人の間で、出てしまった。

ところで写真のシャインマスカットは

うちのスタッフが、お裾分けで持ってきてくれたもの。

今のご時世、イレギュラーなことが多く、電話が鳴りっぱなし。

食事中に対応しなければならないこともある現場で、

飲みかけで冷めてしまうコーヒーにため息がでることも。

もちろんうちのスタッフが段取り悪しの無能な人だから電話に振り回されてるわけではないのです。優秀です。

2年半である程度データや経験からさまざまなルーチンや、プロトコルはできつつありますから、波が来るたびに蓄積していける。

積み上げているけどらまた新たな価値観や判断基準の改正は必要で、

ひとまずは、どっちかに方向づけしないといけない判断を任される。

あ、これが教授が言ってたセンスメイキングだなと思いながら。

その場では何が1番正しいかわからないことも増えた。

みんな行動制限しつつ、

人間なので潤いは必要。

医療職でない彼女が

マスカットを食べてる途中で、

席を立たないといけなくなる私たちに

蓋付きのこの容器に1人づつ分けてくれていて、感染にも配慮してくれてて、心から嬉しい。

そこには、

じぶんへの評価など微塵も押し付けてこない優しさがある。

しなやかな強さと言うべきか。

色々ありますが

肩の力を抜いていこうね。

色々あるけど、

大人だから自分の気持ちはなるべく自分で整理して

周りと、暖かくつながっていようね。

その配慮を誉めても

え?そうなんですか、それならよかった、と彼女はいつものように笑うのです。

いつもありがとう。

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