イベント後報告③


観光と農業の関係性について
 スーパーには季節がない。いつでも、買いたい商品が購入できる。産地がさまざまであるため、本来なら夏が旬である食べ物も1年間を通じて購入できる。
 ところで、自分が観光に行くことの中で最も好きなのは、観光名所を巡ることともに、その土地の食文化を食べることだ。
 高知なら柑橘類、東北なら魚介類がおいしい。もちろん、都内にいればネットスーパーで購入できる。
 しかし、足を伸ばして、地方に行けばその土地の食材をその土地の料理方法で食べることができる。
 それはとても楽しい経験だと思う。

 さて、現在「go to キャンペーン」がやっている。都内から人が行くと、歓迎されないのではないか。歓迎されないどころか、石を投げられるなど、何か酷いことが起こるかもしれない。そのような不安がある。
 コロナウイルスの感染リスクが低い観光、どのようなものがあるか。
 「YouTube」や「グーグルマップ」を使って家から観光する方法もある。しかし、その方法だと、現地の人との交流がなく、何となく物足りなさを感じた。

 今回、イベントでは、・地方→地方・都内→地方など、さまざまな方法で、地方に人がやってくる仕組みに取り組んでいる「おてつたび」さん「大槌プロジェクト」のお2人のご意見を聞いた。
 繁忙期に合わせて、お手伝いという形で地方に行き、現地で働くことができるので費用面での心配がない「おてつたび」さんや、
 同じ大学生が主体となり、地方を盛り立てている「大槌プロジェクト」さん。
お話を聞く中で、お2人が大切にしていることに「人」があることがわかった。

 「人」がいて、その人たちが自分の地域を大切にしている事。自分の地域が大切であるから食文化や、地域の環境も守っていく。そのような地域だから魅力があり、行ってみたいと思うのではないか。

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