笑う門には福来る
今日一日過ごしてきて楽しかった、面白かった、上手くいったと思う瞬間を、寝る前にひとつでもいいから思い出してみましょう。
気のおけない友人とのおしゃべり、夫婦でゆっくり和やかな時間を過ごせた、おいしいケーキを食べた、懸案だった契約が取れたなど、どんなことでも構いません。
私は主人が定年になるまで、ずっとサラリーマンの妻で、ふたりの子供の母親として過ごしてきました。しかし「ヘビ騒動」の前後から相談者が一気に増え、自分のキャパシティを超えるほどの忙しさになりました。
人を助けるようにと神から授かったご利益です。
私を頼ってきてくださる方々の期待に応えたいと、持てる時間とエネルギーのほとんどをこの仕事に費やし、主婦としてすべきことが後回しになっていきました。
食事の用意も出来ませんし、一緒に食事をとることもできない日々でした。
夫や子供たちはそんな私に文句ひとつ言わずにいてくれるのですが、家族に対して十分な時間を割けないことが後ろめたく、常に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
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