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#日本文化

相原恭子『京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話』

相原恭子『京都花街 舞妓と芸妓のうちあけ話』

元芸妓、花街に縁の深いお店の主人、お茶屋の女将、現役の舞妓たちの話を集め、さらに幕末の志士と芸妓たち、歌舞伎と花街、モルガンお雪などのテーマで京都の花街を切り取る。 花街の全体像がこの本を通してなんとなくわかるし、花街にいた人の半生はものすごく興味深い。戦前は小学校もそこそこに、四年生くらいから女紅場に通って見習いに入るとか、祇園で生まれた男子は十三、四になると奉公か養子に出されて、花街で生きる姉

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賀茂社―上賀茂神社・下鴨神社 (日本の古社)

賀茂社―上賀茂神社・下鴨神社 (日本の古社)

「日本の古社」シリーズの一冊。上賀茂神社、下鴨神社というが、これは一つの社、賀茂社の上社と下社です。

この本には、両社の写真と、エッセイ、祭礼や建築に関する研究者の寄稿、両社の祭礼、宝物の解説、近隣の観光ガイドがおさめられています。

神社は、お寺以上に中の中まで入ることは難しい。下鴨も上賀茂も何度も行きましたが(下鴨では結婚式まで挙げましたが)、見たことのない場所のほうが多いと思います。そんな

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沖浦和光『新装版 竹の民俗誌ーー日本文化の深層を探る』

沖浦和光『新装版 竹の民俗誌ーー日本文化の深層を探る』

全国の被差別部落を数多くフィールドワークした研究者による本で、南島文化と隼人との関わり、および、竹細工の歴史を探るのを主眼としている。

隼人も、竹細工に関わった人々も、いずれも虐げられた人々であった。隼人は南方系の人びとであり、ヤマト王権成立以前に日本に先住していたが、ヤマト王権に征服された。隼人が住んでいた南九州には、南太平洋とよく似た竹用品や竹に関する習俗が今も残る。

竹細工は、土地を持た

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