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放置竹林とメンマ期の戦略 【地エネたいむ vol'36 2024年3月28日】

 手入れされなくなった竹が繁殖域を広げる放置竹林の問題が深刻化しています。田畑や住居に浸食し、山崩れの原因にもなる厄介者をなんとか利活用しようとする人と竹との闘いが全国各地で繰り広げられていますが、高齢化などで歯止めが掛けられず、発電や給湯の燃料とする取り組みの多くがうまくいっていません。
 そんな中で脚光を集めているのが「純国産メンマプロジェクト」です。99%が輸入品であるメンマの国産化を進め、美味しく食べて里山を再生しようという試みで、今や35都府県に広がっています。

(写真)収穫適期をすぎたタケノコ

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