原子、分子、陽子、電子を前ならえ
現在、テーマを決めながら、文章の練習をしています。今回からは全8回「自分の中で定義づけしたいもの」今回のテーマは「原子、分子、陽子、電子とはなんぞや」です。よかったらお付き合いくださいませ。
__________________go!
私は小さい頃から、大の化学音痴で、大人になるまで、化学アレルギーだった。
化学、というか理数の考え方にアレルギーだった。
思考はもっぱら右脳、文系人間で、感情や感覚が司っていた。
それなのに、あろうことか、そんな私にも化学大好きになる瞬間が訪れた。
子どもと一緒に訪れた化学博物館に行ってから。
化学博物館が、衝撃的に面白かった。難しい、難しい、意味不明だった化学が、手に取るようにわかった。子ども向け、万歳。
自分が捉えていた化学を勘違いしていた。化学はもっと身近にあった。
この世のすべてが化学に満ちていて、化学を知らない事には、自分の生命すら語れないことに気づいてからは、化学を知らなかった事に恥さえ覚えるほどだった。
それからは化学が好きになり、事あるごとに見えない元素の世界や、届かない宇宙の果てや、目の前に降る、見えない宇宙線などに想いを馳せた。
それはそうと、そう言えば、わからなくなるのが、原子、分子、陽子、電子、などの子がつくものたち。
化学が苦手だと、このへんよくわからんですよね。うんうん。
千縁調べで、わかりやすく解説します。
では。
原子、分子、陽子、電子君たち、小さい順に並べ!
陽子、電子→原子→分子
陽子と電子は原子を作る構成員なので、原子より小さい。
分子は原子が何個かくっついてできるものだから原子より小さい。
↑今回の参考文献
例えばお水は、分子のかたまり。
分子は、原子のかたまり。
原子は、陽子と中性子が真ん中にあって、周りを電子に囲まれたかたまり。
なーるほど。整理できた。よね?
これを元に、この小説を描き直したいのです。
無茶苦茶な事言ってるストーリーなんだけど、人間が構成されている、分子を一旦バラバラにして、体を作り変えるって話。これは自分なりに理論を構築していきたいんだけど、実際、ちゃんと化学を考えておきたかった。
それが、今回の定義づけしたかった理由。
人間は分子の塊でできていて、遺伝子情報のもと、組み合わされたパズルみたいなもんが動いている物体で。
宇宙からは電子線という、原子よりも小さい、現存の道具で可視化できないほど小さなものが人間の分子の間をすり抜けているそうだ。
その素粒子の質量を測る機械がカミヲカンデという。
質量がないと思われていた電子線のひとつ、ニュートリノに質量があることがわかり、これがすごい発見らしい。
これを、子ども向け、多摩六都博物館で見て知って、化学って面白いってなったんだ。
ここ、いいよ。多摩六都博物館。
そのあと、ここに行ったんだ。国立化学博物館。
化学博物館は、本当に面白いよう。都内にもまだまだいくつかあるんだけど、そのうちひとつずつ巡っていくつもり。
今度、化学博物館の紹介ネタで一本書こう!そうしよう!←何を唐突に!笑
ああ、本当に人生損した気分。小さい頃にもっと化学の面白さに気づいていたなら、学校の授業、楽しかっただろうな。
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