ブレインクリニックのTMS治療で使われていた機械の話

小学生の娘がブレインクリニックでTMS治療を受けた際、どんな機械だったかを参考までに書いておく。
グレーゾーンで不登校だった娘がTMS治療で元気になり、毎日が楽しく過ごせるようになったので、私はTMS治療の可能性を信じているが、あまり知られていないので、こうして情報発信している。

ブレインクリニックで使っていた機械はMAG&MOREという会社の機械だった。検索しても非常に情報が少ないのだが、ドイツのこの会社とみて間違いないだろう。設立も非常に最近だ。
このHPで紹介されているAPLLO TMS THERAPY SYSTEMというもので治療を受けた。
MAG&MORE JAPANという会社も設立されているようだが、日本法人なのか関係がないのかはわからなかった。日本でも早い普及が望まれる。

イスに横になって頭に20分ほどパッドのようなものをあてるのだが、右に当てる時と左とで音が違っていた。最初に係の人が弱めの強さで試してくれる。それに対して少しずつ出力を上げていき、本人が納得した強さで始めるという手順だ。
娘の場合はQEEG検査で左に赤い部分が多かったので、最初は4回続けて左に当てた後、左右交互にあてるようになった。右に当てた時はよく眠っていたので、その旨を医師に伝えると、16回目以降は右に当てる回数を増やしていった。右2回、左1回というペースになった。
結局32回中、右17回、左15回を受けたことになる。

TMS治療は日本では重度のうつ病の治療として認められたものの、様々なハードルの高さであまり普及していない。自由診療で都会の病院はTMS治療が増えてきているが、機械も様々で当て方も様々なので効果がなかったという人もいるかもしれない。
それでも私はTMS治療に可能性を感じているので、いろんな研究が早く進んで、世の中にもっと普及してほしいと願っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?