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OnOff 2022のテーマ

この記事は、筑波技術大学の食堂で行っているプロジェクト「OnOffプロジェクト」のシリーズです。

前から少し空いてしまいましたが、7月から8月にかけて実施した内容を紹介します。長くなりそうなので、この記事では7月に行った「テーマぎめ」の紹介をします。

これまで食堂について観察したり、千葉商科大学などを見学した結果に基づいて、みんなでテーマを5つに絞り、メンバーの決定を行いました。今年は以下のテーマをやることになりました!

  • 入りたくなる入り口:食堂は前を通る人は多いのですが、ちょっと奥まっていたり暗かったりしてどうにも入って良い雰囲気がありません。さらに入り口付近はいろんなガラクタが無造作に置かれていて倉庫の様な雰囲気でした。そこで「入ってもいい、むしろちょっと気になって入ってみたくなる」に変えよう!ということに。

現在の、奥まって暗ーい感じの出入り口
  • あかりとかおり:昨年末に照明の工事をしてすっかり白く明るくなった食堂ですが、逆に白すぎてくつろぐには光が強すぎるという学生からの意見が多く聞かれました。ではここでみんながホッとできるあかりってなんだろう?をテーマにすることにしました。さらにホッとする要素として香りも欠かせません。昨年に比べてニオイはかなり軽減されたのですが、さらにくつろげる香りにしていこう、ということに。

明るくなった照明。くつろぐには白すぎる・明るすぎるという意見も。
  • カフェコーナー:ここで具体的なくつろぎ活動も進めていこう!ということになりました。コーヒーにハマり焙煎までやっている先生が担当につき、この部屋で(定期イベントとして)カフェをやるならどこでどうやる?という具体案を考えて実施していきます。

つくば市は美味しい珈琲豆焙煎屋がたくさんあることでも有名です
  • 情報提示:入りたくなる入り口テーマでも説明しましたが、どうにもこの場所は何も説明がありません。使っていいのか、どんな使い方をして良いのか。逆に注意書きはたくさんあります。では、ここを使うためにどんな情報を提示すると良いのか、そして現在ある情報をもっと効果的に見せるにはどうしたら良いのか。その整理をするテーマです。

注意書きがたくさんある入り口


  • 屋外空間:この食堂のとても良いところとして、隣の宿舎との間に小さな林があり景色がとても良いです。ただ眺めるだけではなく、宿舎と食堂を緩やかにつながるくつろぎ空間として一体化したら素敵なのではないかという話になりました。

食堂と宿舎の間の屋外空間

各テーマに担当教員もつき、今年はテーマによりアドバイザーとして専門家も呼ぶことになりました!とても楽しみです。



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