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心でみて描く空〜アトリエの色・形・イメージ〜

アトリエの子ども達とお母様と『空』を描きました。空を見上げる余裕もなく過ぎていく忙しい日々の中、絵筆をもちホッと一息。穏やかな時間が流れます。何も考えず、想い想いに真っ白なキャンバスに色を置き重ねていく過程。描くことは、レジャーとしての暇ではなく、日間(心に日の差す間)であることに気づかせてくれます。『空』は心の風景でもあるのです。今日はアトリエに集われたお一人おひとりの心の空を紹介します。


『心で見て描く空』詳細
●日時 2020.12.12(土)
    15:00-17:00
●持ち物 
汚れてもよい服装(エプロン、スモックなど)、筆洗、筆拭きタオルをご用意ください。
●内容
新海誠監督の「君の名は」や「天気の子」の画集やInstagramの空好きアーティストたちの写真を鑑賞します。
アニメを作っている人たちの空の描き方や技法を紹介します。
絵筆や刷毛もたくさん使って描いていきます。

一般的に「これが基本だ。」といわれる「水彩画の描き方」や「アニメの現場のプロの描き方」は確かにあります。が、
今回はそこにとらわれずキャンバスの上に絵筆を滑らせながら「私なりの描き方」を探ってみましょう。

私なりの空。それは晴れた日の空。雨の日の空。稲光りの空。雷オンパレードの空。たなびく雲や虹のかかった空。
空の表情はまるで人の感情のようです。
どんな空の表情にも美しさがあります。
描く前の空と描いた後の空を一緒に見上げてみましょう。そこにはスマートフォンやパソコンからは決して得ることのできない光や色が広がっています。自然光は木々や露草、花を通過して私たちの目に届けられます。

人工的な光が与えるものはレジャーとしての「暇」が多いかもしれません。
しかし自然が創り出す光は「日間(心にお日さまの光が射す間)」を与えてくれます。空をのんびり見上げながら、この「日間」を感じてみる。この題材がそのきっかけとなれば幸せです。

                  アトリエ happiness kids art   
      ドローイングクラス講師 米光智恵

【 子ども達とお母さんの空ギャラリー】

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