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映画とドラマ!わたしの好きな名言集

「いい物語があって、それを語る相手がいれば、人生は捨てたもんじゃない

※トランペット奏者のマックスが売る前のトランペットを磨く姿に重ねて語られるナレーション。この言葉は、マックスが豪華客船で出会った1900ナインティーン・ハンドレッドというピアニストの言葉だった。
海の上のピアニストより
「ピアノを弾く時、鍵盤には始まりと終わりがある。鍵盤の数は88。誰に聞いても同じだ。無限じゃない。鍵盤は無限じゃない。弾く人間が無限なんだ。鍵盤で奏でる音楽が無限なんだ。そこが好きなんだ。それならうまくやれる」

※主人公1900ナインティーン•ハンドレッドの言葉
海の上のピアニストより
「(大都会ニューヨークを見て)あの通りを見たか?(道は)何千本もある!その中からどうやって1本の道を選ぶというんだ。1人の女性、1つの家、自分の見たい風景、死に方・・・をどうやって選ぶと?

※歳を重ねた1900ナインティーン•ハンドレッドが船から降りようとして降りられなかった理由を友人のマックスに語る場面。タラップの途中で足を止めた1900は、すべてが見えないくらい大きかった大都会ニューヨークの町並みに恐れを感じたのだった。
海の上のピアニストより
「君が僕を連れ出すということは、何百万、何十億もの終わりのない鍵盤の前に連れ出すということなんだ。鍵盤は無限だ。無限の鍵盤を前に、僕は音楽を奏でられない。人間には弾けない。それは神のピアノだ

※大都会ニューヨークの町並みに恐れを感じた主人公。ピアノは陸の世界とは異なり、有限であることを語る場面。
海の上のピアニストより
「命は、忘れがちだけど誕生から助けが必要よ。
そのあとも、ずっと死ぬまで助けが要る。命の誕生を手伝う機会を神が与えた。将来につづく命を世話している。見るのは貧しい者や病人、弱者だけじゃない。世話をされない命は、貧しき者や病人、弱者になってしまう。私は始まりの小さな役割を担っているだけ。

※アウシュヴィッツ収容所に送られたポーランド人カトリック教徒の助産師スタニスワバ•レチェンスカの死生観)収容所では妊婦の出産を助け、死の天使と呼ばれる殺人医師から3000人以上の命を救ったとされる。
エンジェル オブ アウシュヴィッツより
(川に石を投げて)
「石の落ちたところが始めよ。波を起こす源になっている。私は始めの手伝いをする。波は人生そのもので、私は動かせない。石の創造に関わってはいけない。波に対して私は何もできない。神が石を創り、いつまで波が続くのかを決めている。永遠に続く波はない。」

スタニスワバ•レチェンスカの死生観
エンジェル オブ アウシュヴィッツより
「嫌なことが起こった時、父さんが言ってたこと覚えてる?落ち込んだりつまずいた時に言ってたこと―。人生がどんなに酸っぱいレモンを差し出しても何とかしてレモネードを作ることはできる。

※ ジャックとレベッカの子供が産まれるシーン。1人目と2人目は無事生まれるが、3人目は死産してしまった。悲しみ、涙するジャックに医師が告げた言葉。
ドラマ『This is us 36歳これから』より
「絵を見せて、俺の考えを2人に話そうと思った。そうすれば、みんなが気分がよくなるかって。人生はカラフルだ。1人ひとりが自分の色を加えていく。絵は大きくないが、あらゆる方向に延々と向かっていく。無限だよ。人生ってそうじゃないか。

※ケビン叔父さんが自分の作品を真ん中に、姪っ子たちに話した死生観
ドラマ『This is us 36歳これから』より
100年前、俺の会ったことのない男がこの国へやってきた。彼に息子ができ、その人の息子が俺の父だ。(絵を)描きながら思ったんだ。

最初の男がここに居て、俺がここにいる。
世界中の人がこの絵の中にいたら?
生まれてくる前も、死んだあとでも、
絵の中にいる。みんながどんどんいろんな色を重ねていく。やがて色は混じり合ってみんなが一つになる。一枚の絵に。
俺の父さんはもうこの世にはいない。だけど、一緒に居る。
毎日一緒だ。

今はそのことがよく分からなくても、
愛する人はいつか亡くなる。
明日かもしれないし、数年先かもしれない。
でもよく考えてごらん?もし誰かが死んで、
姿が見えなくなっても同じ絵の中にいるんだ。

そういうこと…なんだと思う。
死は存在しない。
君とか、彼らとかもなく、みんな一つなんだ。
このいい加減で素敵なものには、
始まりも終わりもない。
今があるだけ。


※ケビン叔父さんが姪っ子たちに話した死生観
ドラマ『This is us 36歳これから』より
ドン「そうだ。私は城に住んでる。孤独にな!金持ちの白人たちは私のピアノを聞くために金を払う。文化人だと感じたくて。だけどすぐに俺はステージから降り、他のニガーと同じ扱いをされる。それが白人たちの本当の文化だからだ。私は自分の同胞たちにも受け入れてもらえず、1人で耐えるんだ。黒人でもなく、白人でもなく、それに男でもない。教えてくれ、トニー。私はいったい何者なんだ?

※天才黒人ピアニスト、ドン•シャーリー
友人トニーとの口論の中、自分のアイデンティティについて叫ぶ場面
グリーンブックより
これが治る見込みのない人間の絵だと?
わたしの道具は筆で、あなたのはアイスピック。

※ 精神病院に入所する患者に対して、医師たちがショック療法などを当たり前に行なっていた時代の実話。人権を軽視された彼らの環境改善に挑んだ女性精神科医ニーゼが身体的なダメージを与える人体実験のような治癒を施していた男性医師に放った言葉。
ニーゼと光のアトリエより

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