サツドラの選べるコットン
前回、調子に乗りすぎて開発経緯までしか書けませんでしたので、ようやくコットンの詳細について書きたいと思います。
↓前回の記事です。
コットンはなんと7種類も発売しました。また前置きが長くなりすぎる可能性がありますので、さっそく順番に説明していきます。
①「綿100％で作った カットコットン」
今回一番お手頃価格の商品です。
他社の製品を調べると、一番のお手頃価格はだいたいが「サイドシール」といって両サイドをシールで止めているタイプが多いのです。サイドシールのタイプはコットン100％ではなく、レーヨンやポリエステルとコットンの混紡であることが多いです。
それに比べて私たちのコットンはカットタイプ。コットン100％ですし、箱の中に平らに積んで入れております。
コットンは縦に入っている場合もあるのですが、取り出すときに周りのコットンも引っかかってしまい、最初の方は1枚だけ取り出すのが難しいのですが、このコットンは平らに入っていますので、1枚ずつ簡単に取り出せます。
お手頃な理由は、今回開発した中では一番「薄い」コットンだからです。
化粧水を少量で使いたい場合や、コットンをたくさん使いたい場合はこちらがおすすめ。厚みがないので、化粧水ですぐにひたひたにすることができます。
②「綿100％で作った カットコットン」
こちらは、①のカットコットンよりも若干厚め。サツドラコットンの中では普通の厚さとなります。
大きさは①と同じく50×60㎜なので、厚みと包装形態の差です。
コットンを入れる入れ物を持っている方は、こちらがいいですよね。少しずつ補充しても、チャック式の袋なので、蓋を閉じて保存することができます。
そしてこのコットンもそこまで厚みがないので、化粧水を少量で使いたい方におすすめです。普段使いにぴったりのコットンです。
③「綿100％で作った ふんわりなのに 毛羽立ちにくいコットン」
このコットンは、外側に繊維の細かいコットンを使用しているので、毛羽立ちにくくなっています。また真ん中にはふっくらとした綿を挟んでいるので、ふんわりと厚手のコットンです。
毛羽立ちにくいのはもちろんですが、ひたひたにするとはがれやすく、パックも簡単にできます。シャバシャバ化粧水にも適しているので、オールマイティーに使えるコットンです。
サイズも60×70㎜のサツドラコットンの中ではふつうサイズ。
ですので、迷ったらまずこちらを買ってみください。
④「綿100％で作った 無漂白の ふんわり大判コットン」
こちらもコスパ的には③と変わらないのですが、無漂白であるということと、サツドラコットンの中では一番大きいサイズです。
コットンは表面には繊維の細かいコットンを使用し、真ん中にふっくらとした綿を挟んでいるので、ふんわりとした厚手のタイプとなります。
無漂白であるということは、製造工程の中で漂白剤を使用していないということになります。
コットンは本来「生成」色をしています。真っ白ではないんです。
白いコットンは漂白の工程がありますので、無漂白の物に比べると薬剤につける工程が多くなります。
だからといって、白いコットンと無漂白のコットンと比べて、具体的にどちらが良いとは言えないのですが、私の感覚としては、無漂白の方がよりやわらかい感じがします。（あくまでも個人の感想です）
ですが、私が今回使い続けているコットンの一つがこれです。
理由は肌触りが好みであることと、大判なので使いやすい。小さいコットンで顔に化粧水をつけると、つけている途中でコットンがグシャグシャになってしまうのです・・・（私だけかな？笑）
なので、大きめのコットンでしっかりと指で挟んで使える、このコットンがお気に入りの一つになっています。（あくまでも個人の感想です）
⑤「綿100％のオーガニックコットンで作った 無漂白の もふもふコットン」
こちらはサツドラコットンの中では最高級のコットンとなります。
1枚当たり7.3円！！！ですが、他社の大手化粧品メーカー様のコットンに比べたら・・・めちゃめちゃお買い得。
1箱800円とかありますからね・・・話がそれました。
このコットンは、タンザニア産のオーガニックコットンを使用しています。手摘みのコットンで、タンザニアの自立・発展に貢献しています。このコットンを買うことで、少し社会貢献もできます。（NOCの認証をいただいております）
そしてこのコットンの製造工程では、メーカーの基準で、通常よりも70％薬品の使用量を減らしております。
それによって、このふわふわ・もふもふの肌触りとなっているのです。
もふもふすぎて、初めて使ってみたときは「えっ！？」となります。普通に使うとふわふわと毛羽立ってきてしまいますが、指できちんと挟んで使用することで、もふもふの肌触りを味わえます。
これは私のチームの敏感肌気味のOさんがすっかりと気に入ってしまいました。
もふもふなので肌の刺激が少なくて、肌触りがいいのと、敏感肌用の化粧水を使ってもなじませやすく、もうこれしか使えない！！！と言っております（あくまでも個人の感想です）
商品部の化粧品マニア内では、このコットンが一番人気です。
ぜひ「もふもふ」を体感して欲しいです！
⑥「メッシュで拭き取り パッティングにも最適な 2WAYコットン」
こちらは前回も紹介した、表と裏で素材が違うコットンです。片方がメッシュ、片方は普通のコットン面になっています。
このメッシュ、とってもいいのです。拭き取ると角栓や角質が取れるのが見えます。また、男性のヒゲにも引っかかりにくいので、ぜひ男性にも使って欲しいコットンです。
また、唯一のサイドシールタイプですから、はがれにくいため、パッティングにも適しています。よく夏場なんかはお化粧の前に冷やした化粧水でパッティングするといいですよーとか言われるらしい。（この情報も最近聞きました）
お化粧が崩れにくくなるんですって！
もちろん、アイメイクを落とすときや、ネイルをオフするのにも向いています。
というわけで、こちらは特にこれからの時期に活躍しそうなコットンです。
⑦「綿100％で作った 拭き取り化粧水のための コットン」
ようやく最後のアイテムとなりました。
こちらはコットンの中では太い繊維を使っているコットンで、ちょっとコットンにはそぐわない例えですが、（他のコットンに比べると）表面が「ザラザラ」しています。
また超厚手なので、たくさん水分を吸収してしまうのですが、それをキチンを肌に戻してくれます。吸水性にも放水性にもすぐれたコットンなのです。
これも前回書いてしまいましたが、私の一番のお気に入りはこれです。
角質とらさる化粧水との相性もバツグン。
毎日クレンジングして、洗顔しているのに、なぜ毎日何かが「とらさって」いるのか・・・目に見えてしまいますので、やめられなくなります。笑
（だからといって、ゴシゴシしないでくださいね。優しくてもとらさります）
こちらもクレンジングやネイルオフにも向いています。
もう一つ、このコットンが一番「とろっと」した化粧水と相性がいいと思います。（これもあくまでも個人の感想です）
私が持っている粘度の高い化粧水を全部のコットンで使ってみましたが、一番相性がいいなーと思ったのがこのコットンでした！
ようやくまとめ
また3,000字も書いてしまいました。
本当はもっと言いたいことあるような気もするけど、ここまで読んでもらえるかどうかも不安なので、とりあえずここまでとします！！！
私たち従業員もまだまだコットンについては勉強中なのですが、使い方に合わせて、数種類を持っているのもいいと思います。
私はすでにそうなってきました。今は3種類を使い分けております。
ぜひ皆様の好みのコットンが見つかるといいなー！と思いますので、よかったら店頭でご覧になってみてください！
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