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美女になれるアイラインと睫毛

今回は、わたくし智恵子式のアイラインの入れ方をお教えします。
全世代向けの一生使える技ですが、基本的にメイクをなさる方が対象です。
そのため、アイラインに伴うまつげメイクについてもお教えします。
これは以前わたくしがマンツーマンでおこなっていた有料講座のパワーアップ&最新版の内容となりますので、有料記事とさせて戴く事をあらかじめご了承下さい。
この記事ではこのような事がわかります。

・生まれつきの美女に見える目についての考え方
・アイラインとセットにして考えるまつげの事
・生まれつきの美女の目になるためのアイライナーの選び方
・アイラインを入れるために必要なもの
・どんな顔立ちの方でも美女に見える基本のアイラインの入れ方


はじめに

目は顔の印象における重要なパーツですよね。
現在はさまざまなタイプのメイクが流行っているので、アイラインも何でもアリな状況だと言えます。
ですが、生まれつきの美女に見えるアイラインの入れ方って実は1種類しかないのです。
勘の良い方はお気付きかも知れません。
このアイラインは自分のパーツよりコスメが目立つ事はなく、激ナチュラルな仕上がりを目指すため、色を楽しむような遊びの要素は一切ありません。
いわゆるインラインという技法になります。
名称としては有名だと思うのですが、方法を誤解して「怖い」とか「無理」だと捉えている方も大勢いらっしゃいますし、出来る人が意外ととっても少ない技なので、今回はこれをお教えします。
何故なら、これがしっかり出来るようになると、形を問わず、目を魅力的に見せる事が出来るからです。
なので、毎日のベーシックなメイクに取り入れて、続ける事で美女に見せるためにぜひ利用して戴きたいと思います。
ただ、コツが幾つかあるので、それらを掴むまで数日掛かってしまうかも知れません。
ですから、美女に見間違われたい方は、少しでも早く実践する事をおすすめします。
自分の顔に向き合う機会が増えたこのご時世、もうちょっとだけ、ご自分のために時間を割いてみるのは如何でしょうか?
それではまいりますよ!


生まれつきの美女に見える目についての考え方


ところで、皆様は美しい目ってどんな目だと思いますか?
まずですね、この答えは好みが反映されるので、あんまりあてにならないと云う事を忘れないで戴きたいです。
パルテノン神殿やミロのヴィーナスなどなど我々がおぉーと思うような歴史的建造物や美術品などに用いられている、古代から人類が最も美しいと感じる比率であるゴールデンバランス(ゴールデンプロポーションとも言いますが、黄金比と云うものの事です)では目の縦横幅の比率が1:3だと言われていますが、これはあくまでも理想のバランスのお話です。
単純に縦横の比率が美に直結するかというと、そうではないと思います。
目と一口に言っても実際のところ、生まれ持った目の形・上下のまぶたの形・白目と黒目の割合・白目の色・瞳の色・まつげの生え方・まつげの形状・まつげの長さといったさまざまな要素が含まれて来るからです。
そして人間は瞬時にこれらの要素を総合的に見て他人の目の印象を決めています。こうして考えてみるとすごい事ですよね!
なので、まず、目とは「みんなちがって、みんないい」Ⓒ金子みすゞというパーツだと認識しておくのが安全だと言えます。
恐らく、「こういう目が美しい」という議題で話し合ったとしたら収拾がつかないので「こんな目はイヤだ!!」Ⓒビートたけしという消去法になって、結局「不自然じゃない目がイイ」という所に落ち着くと思うんですよね~。
これをわかりやすく言い換えると「至近距離で見て怖くない目が素敵」という事になると思います。
はじめに書いた通り、近年は何でもアリになっているせいで、バランスや美と云う概念をまるで知らないかのような作画の崩壊したメイク法も横行していますがそれだけではなく、瞳を大きく見せるカラコンやまつエク、無理に作ったふたえや涙袋など、近くで見ると怖いものって結構沢山あります。
こういった盛っていくタイプの人工物って、際限なく盛れてしまいますし、どうしても、誰にとっても、怖く見えてしまうものなのですよ。
そしてそれが怖いものだと気付けないのって本人だけなのです。
この怖さは、ヒト型ロボットなどがあまりにも人間っぽいと観察側が好感ではなくむしろ真逆の嫌悪感・違和感・恐怖感といったマイナスの感情を持ってしまう不気味の谷現象と云う心理現象で説明がつくと思うのですが、
実践する側は自分が気にしている部分をなかなか客観的に見る事が出来ないので、気にすれば気にするほどバランス感覚を忘れてしまうんですよね。
でもそれでは美しさから離れて行ってしまいます。
美女になるためには、客観性とバランス感覚、それから頓知は絶対に手放さないようにしましょう!
なお、頓知はこれからわたくしが授けますのでご安心下さい。

他の記事でも書いてますが、皮膚って体調や加齢などでも簡単に状態が変わってしまうんですよね。
なので、目周りの皮膚つまりまぶたに気を取られすぎないで戴きたいです。
二重まぶたや涙袋も美と直結している訳ではないのです。
わたくしは、ふたえの線や涙袋を描くような何にも無い所に盛るタイプのメイクは技としてカウントしていません。
何故なら、それをやったからとて美女に見えないからです。

そもそも目とは、顔の中で唯一、光を取り込むパーツです。
造形よりもその機能を意識する事で、生まれつきの美しさを演出できると
わたくしは考えます。
すなわち、より光を取り込めるように、目を開けるのです。
そうすれば、目の中が勝手に輝くので、美しく見えるはずです。
要するに、わたくしが美しい目だと思うのは「輝く目」なんですね。
と云う訳で、それをメイクで作っちゃいます!というのが今回の内容です。


アイラインとセットにして考えるまつげの事

さて、目の事に取り掛かりたいのですが、その前に。
上下のまぶたにはまつげが生えてますよね。当たり前ですけど。
これが、目を美しく見せる事と大いに関係しているのですよ。
まつげが1列ではなくて何列かで生えている事をご存知ですか?
このまつげ達ときたら、適当な数列で、しかも決して整列などせず、かなり勝手気ままに生えてるんですよね~。
自分の顔って正面から見る事ばっかりで意外とその事に気付いてないので、まつげの生え際をさまざまな角度から、たとえば伏し目がちにして斜めからとか見てみて下さい。
まつげの生え方が結構ガタガタでびっくりすると思います。
このガタガタ具合がくせものなんですよ!
何故なら、これのせいで目のフレームラインがボケてしまうからです。
目に限った事ではないのですが、フレームラインがはっきりしないと全体の印象は弱くなります。
それに、まつげは黒色で線状なので、真っ黒のパーツがない顔の中では目立ってしまって矢印のような効果をもたらしてしまいます。
たとえば下向きでまっすぐなまつげは下向きの矢印と同じ効果を発揮して、印象として上まぶたが下に向かう力が強まり、光が入らないために表情がわかりにくくなります。
平安時代とかだったらミステリアスでよいかも知れません。
でも現代の日本の美的感覚では、目のフレームラインがくっきりとわかる事でそのひとの個性が際立つように感じられますし、目に光が入って表情がわかりやすいほうがいきいき&キラキラして見えるので、美女として認識されやすくなります。

と云う訳でアイラインの前にまず、勝手気ままなまつげ達をどうにかしたいのです。
じゃあこのどうにかする方法が何かと言うと、まつげをカールアップさせるという事になります。
これは今回のアイラインを入れるために邪魔なまつげを上に上げておいて、まつげの根本部分を見えやすくする目的もあるのですが、だからと言って
直角にバキッと上げるのではありません。
カール(曲線)をつけながら上げると云う意味です。
直角に上がったまつげだと正面から見た場合、直線の部分が面として見えて来るので目が縦に開いて見える効果は非常に高いのですが、それゆえ目を見開いたびっくりフェイスになってしまうんですね。
でも、まつげにカールをつけながら上げれば、まず生え際のガタガタ具合が何だかわからなくなるので、ぱっと見、整っているように見えますし、直線や面による激しい矢印効果に邪魔されず全方位から目に光が入っている事が強調されるので、美女度がぐっと上がるのです。
これらの事を超絶わかりやすく図解すると、こうなります。

アイライン7

勿論、左右とも目のサイズは同じなのですが、右のほうが大きく開いているように見えますよね。
一般的に「二重まぶたの人は目がぱっちり」と云う認識が横行しているので思いっきりふたえの線も描いておいたんですけど、左は下向きの矢印の激しい効果により、ぱっちり感なんか皆無です。
それにしても気持ち悪い図なので実写化してみましょうか。
角度も、ご自分で見慣れている正面にしてみますね。

はい、どうぞ

アイライン3

ちょっと黒目の向きがズレてますが、左右とも同じノーメイクの目です。
どちらも、まだアイラインも入れていない、素の状態です。
なのに、見え方や印象がこんなにも違って来るのですよ。
これがまつげカールアップの威力です。
何しろ右の画像のまつげは、目により光が入るように考えた、わたくし智恵子式の基本の形にしてありますのでね。
え?毎日ビューラーはかけてるけどこうはならないんですけど!
という方のためにも、まずはこのまつげを作る方法をお教えします。

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