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被害者と加害者

今、大きな問題となっている『ジャニーズ事務所』の問題について、どうしても残しておきたい感情があるので、ここに今の心情を書き留めます。

ジャニー喜多川氏の行為は許されることではなく、ご本人が亡くなった今、責任は法人として、経営陣の責任として、被害者への救済と補償をしていかなければならないことは言うまでもなく、今後、長い年月をかけて真摯に向き合っていくことを期待します。

今回はそのことではなく、今回の件に関わって巻き起こっている現ジャニーズ事務所所属タレントへの対応について。

今後ジャニーズ事務所タレントとのコマーシャル契約などについて、新たな契約、更新はしないと大手企業複数社が発表しています。

もちろん企業のコマーシャルを担っているタレントが不祥事を起こした場合、企業としてはイメージダウンとなるため、一発契約解除となり、その多くのタレントはTVなどの世界から姿は消え、タレント生命に大きな影響を与えることはご承知のところだと思う。

ただ、今回の加害者は誰なのか、そして被害者は誰なのかを考えると、夢を掲げ日々努力を重ねてきた現ジャニーズ事務所のタレントも被害者になるのではないだろうか。

大手企業のコマーシャル及び、各省庁の対応を否定はしないけれど、現在ジャニーズで活躍している(これからを夢見て日々努力している子どもたち)タレントもまた被害者であると言うこと。

企業のコマーシャルへの影響を排除しつつ、努力している現タレントへの応援も必要なのではないのか。。そう感じてしまう。

いじめ問題や、虐待などもそうだけど、見たり聞いたり、ちょっと変だなと思ったら、声をあげたり、行動にする事が大切だと思っている。

無関心もまた加害者になりうると言うことや、みんなで加害者を非難することもまた新たな加害者になりうることを考えなければいけないのではと思う。

でも、なぜ声をあげたり、相談しなかったんだと言われても、人はそれぞれいろいろな不安や恐怖と戦っていたりすることも理解しなければならない。

今後、被害者を救済することと同様に、新社長及び新体制を厳しく見守りつつ、応援したいと思うのは私だけだろうか。

長年楽しませてくれた事務所タレントの皆さんへの感謝の想い。
今も活動しているグループのメンバーや、タレントの皆さんの事を考えるととても悲しくて仕方がない。既に離れて活躍しているタレント皆さんもまた、更に活躍してもらえたらと願っています。

そして、同じような社会が生まれないためにできることが、私たちにもあると信じます!!

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