牛肉の肥育ホルモン、安全を守るには価格しかない

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こんにちは!牧場生まれのちぃちゃんです。

少し前になりますが、TPPが発動されて、輸入牛肉が増えたことで肥育ホルモンについて、日本の牛は大丈夫か?と質問を受けることがありました。

もちろん、日本では肥育ホルモンの使用は認められていません。ですが輸入肉に対しては肥育ホルモン使用を認めている国から購入している現実。

過去に、アメリカで幼い女の子の乳房がふくらんだり、月経がはじまることが起きて、それは牛肉の肥育ホルモンが原因だという報道のイメージが強烈で、輸入牛肉と聞くと少し構えてしまう部分がありますよねー。

日本は輸入時の厳しい検査で残留無しとされていますが、見えないだけに怖い。私も、もちろん外国産の牛肉を口にしておりますが、国産牛肉のように100%信じているかというと、、、、

小さなお子様がいらっしゃると、特に心配です。

精肉で販売されるときには、原産国の表示義務がありますが、加工品になってしまうと表示義務がなくなります。良心的な業者さんですと記載されていることもありますが、ほとんど記載はされておりません。(注:これは悪意ではなく、加工品は原材料の種類が多いので印刷面積の問題があったり、書きたくても書けない状態ということがほとんどです)

このように、表示義務は統一されていないので表示だけでは見分けが困難です。一番簡単な見分け方は「価格」。お手頃な価格は原材料費も抑えてありますので国産牛肉は使えません。もし使っていたとしても一部なはずです。例えば、国産牛肉10%使用、とかね(^_-)-☆それでは売るためにちょこっと入れて購入者を攪乱させているだけ、な気がします。生産者の気持として、そこまでして儲けたいのか?すごいな、と思います。マーケティングなどの手法では当たり前で常識なのかもしれませんが、食べ物でやるのはなんかなー。

このことから、消費者の方も、自分の身体は自分で守る、という気持ちで食べ物を選んでいただきたいと思っています。

今のところ、生産者の私が言えることは、牛肉の安全は価格です。精肉は原産地が表示されているので問題はありませんが、ハンバーグなどの加工品を購入する際には、特売やお買い得だな、と感じるものは避けた方が無難です。中途半場に牛肉が入っているものよりも、豚や鶏100%の方が良いかもしれません。牛肉はお財布にも優しくないですし、毎日食べるものではありません。週に2~3回がベスト。普段は抑えて、牛肉のときには奮発!といったメリハリをつけてお肉を購入していただけたら、心から安心して牛肉を楽しむことができて食卓もより豊かになるのでは?

笑顔の花がたくさん咲きますよ🌸


今日もお読みいただきありがとうございました(*^-^*)

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