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『セルフコーチング』腹ただしく感じる瞬間は?

昔、海外に住んでまもなく、全然外国語が話せなかった頃。友人たちとカフェに行ったときの話。

今でも、なんか忘れられない一言。

友人たちとカフェに行き、トレーいっぱいに飲み物を運んできてくれたウエイトレスさんが、私の肩にドバーと熱い飲み物をこぼしてしまった。

ひえ~。

その時、ウエイトレスさんの発した一言が
「ビールグラスが高すぎたから...」

ごめんなさい。と謝られるかと思ったけど、そうじゃなかった。

自分が間違った事をすれば謝る、潔く認めるということを、美徳と思っていた私は、違いを知って、当時結構ショックだった。

『自分の非を認める事になるから、何かやってしまっても、謝ったらダメ』
という考えを持っている人がいる。

セルフコーチングの課題に、
「あなたが腹ただしく感じる瞬間を探してどう感じるかを観察する」というのがある。

今振り返ると、何が「正しい」、何が「間違っている」と区別して、批判していたのだと思う。

人はそれぞれで、私が一個人を批判したり、悪口を言うには違うんじゃないかなと思えてきた。

もちろん葛藤はある。

その人を受入れなくていい。

そういう思考も教えもあるんだ。ということを受け入れる。

でも、私の信念、思想はこうだと自分が分かっていればいいし。

私の大事な人たちが、自分を信じてくれて、
私もその人たちを信じていればいいと思う。

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