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伝泊 The Beachfront MIJORA 宿泊レビュー

私が宿泊したのは「伝泊 The Beachfront MIJORA」(ミドリヤ棟)で、鹿児島県奄美市笠利町大字外金久861−4にあるホテル。

鉄筋コンクリートに一部木造で、海に面した幅4メートル×高さ2メートルの一面ガラス張りの窓は、まるで一枚の海の絵のよう。

設計者の山下保博さん曰く

「高倉の中で眠っているような懐かしい感覚を喚起したかった」

「無から自然と静かに向き合う空間を演出した」

まさに、そのような感覚を覚えます。



客室からの眺め

何と、客室の目の前は砂浜と海。


デッキ

ベッドから数歩歩いて扉を開けると波の音が心地よくBGMのように流れてきます。

実際の波の音声・動画・写真はブログで公開していますので興味のある方はブログをご覧ください。

▼ブログはこちら▼



ベッド

寝転がってのオーシャンビューは贅沢です。



バス

コンクリート打ちっぱなしが斬新です。



天国への階段

あいにくの天候でしたが、夜には「天国への階段」と呼ばれる、水平線から延びてくる月の光が幻想的で、しばし言葉を失い、眠るのがもったいない贅沢な時間を過ごすことができました。



アメニティも高級感あふれるものが揃い、何もかもセンスの良さを感じさせてくれます。

実は奄美大島出身の私。

最初は何でわざわざこんな洒落たホテルを作ったのかなぁって思いました。

奄美にいる家族から「予約が取りにくい程の人気」と聞き、里帰りついでに気分転換というか自分へのご褒美として泊まってみることにしました。



客室からの眺め

私は家族と一緒に食事をしたので素泊まりでしたが、食事はレストラン&バー「2 waters」があります。

食事付きプランについての詳細は直接ご確認ください。


「伝泊」の「伝」は、島の「伝統」「伝説」を「伝える」ということ。

そう『伝泊』の公式サイトに説明があります。

2021年7月26日に世界自然遺産にも登録された奄美大島。

琉球と薩摩の影響を受けた独自の文化が残るこの地に、世界的建築家の山下保博さんが、古民家をリノベーションした一棟貸しの宿の運営を開始、奄美群島内で古民家の宿泊施設を全16棟(2022年現在)運営されています。


鹿児島県は昔から総じて保守的な文化。

地域の同業者の反発もあったと聞きます。

でも今や人気の宿泊施設となり、地域の活性化につながっているのではないかと思います。

ぜひ一度足を運ぶ価値のある宿だと思います。

飛行機の場合、鹿児島空港⇄奄美大島だと、観光シーズンを避ければ、安いところで往復12,000円前後。

人気の宿のため、早めの予約が必要です。

宜しければブログもご覧ください。

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