つないでいくということ
先日、養老孟司さんの講演の感想を書きました。
今日は、同じく『種を蒔くデザイン展2023』の中沢新一さんの講演の感想を記録しておきます。
とはいえ、なんというか、
「真理」はひとつ
そう感じました。
なんというか、養老さんとおんなじことを言われているわけです。異なる言葉で。異なる文脈で。
わたしがそう受け取っただけかもしれませんが、そう感じたということは、わたしにとってはそうなのでしょう。
わたしたちは、自然に抱かれて、自然を抱き、その一部として生きている。
自然に生かされ、自然と生き、自然そのものである。
自然そのものである「自分」を生きる方法のひとつは、「自分を表現する」こと。
自分を表現するとは、歌ったり、踊ったり、描いたり、書いたり、いろんな手法がある。
自分を表現する手法としてそれらを行う時、それはどれも、自然への敬意を示す表現にもなるように思う。
現代社会に生きるわたしたちは、様々な生き方が可能な世界を生きている。
どこに住み、なにに触れ、なにを感じていきるか。
たくさんの選択肢の中で、それぞれが「選んで」生きている。
これからの社会は、少しずつ、自然と調和したものになっていくだろう。(そうならざるを得ない、のかもしれない)
その中でどう生きるかは、また個々人の自由な選択。
誇りと敬意をもって、その生き方を選んでいきたいなぁと、思いました。
さぁ、春なので、そろそろ大地が新しい生命で溢れてきます。
この季節が、とてつもなく、幸せです。
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