映画 ル ショコラ デュ アッシュ
「専門店のチョコ、1粒で数百円って高くない？」
と思う方に、ぜひぜひぜひ観てほしいMOVIE。
こちらは、銀座と渋谷に店舗がある、ル ショコラ デュ アッシュの創業者、辻口博啓シェフについてのドキュメンタリー映画です。
石川県出身の辻口シェフは、和菓子屋さんを経営する家の生まれ。身近にお菓子があり、「人が喜ぶこととは何か」を考えるきっかけになる体験をします。ではなぜ洋菓子店、そしてチョコレートの専門店を作るにいたったのか？
なかなかハードモードな人生ですが、本人へのインタビューも交えながら、チョーヤの梅酒CMばりにサラリとしています。でも、辻口シェフの前向きさと、地元への感謝があるからか、そこに悲壮感はないのです。
近年、和素材を組み合わせているチョコレートは多いですが「とりあえずマッチャいれとこう」という話ではなく。辻口シェフは発酵原料、基本しょっぱい料理に使用するものを使って形にしています。単純に混ぜ込むだけじゃおいしくなるかは未知数な素材たち。
その和素材がどうしたら引き立つのか、生産者と対話して、おいしさを膨らませられるかを考えているかが、具体的に映画で描かれています。
世界市場で通用する商品を開発しながら、多気プロジェクトなどの地方創生にも積極的。カカオ農場の「現場の声」を聞くことも忘れない。
そこで私はやっとピンときました。
「あぁ、辻口シェフの髪型みたいだな」と。
辻口シェフの金髪は、非常に特徴的です。
トランプ大統領もボリュームある金髪ですが野心の塊を体現するかごとく、前髪は夏の積乱雲感があります。ロイヤルの社長も金髪にしたら同じ系統。
でも、辻口シェフの場合は、力強く、しなやかな前髪の跳ね上がり。前からはもちろん横からも斜めからも美しい。カカオや素材の生産者、作り手の育成、そしてお客様へおいしさを届けようとするこだわりと、全方位で攻める姿勢に通じるなぁと思ったのでした。
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こちらの映画は、下記のアプリから見れますし、
▼配信サイトからも視聴可能です▼
J:COMオンデマンド、ビデオパス、ひかりTV、ビデオマーケット、GYAO！ストア、DMM.com、Rakuten TV、Amazonプライムビデオ（レンタル・購入）、Google Play、TSUTAYA TV
長さも90分程度と個人的には、満足感もありつつ見やすい長さでした。
ただ、観た後に食べたくなるので、都内や近くにお住まいなら、その後「買いに行ける」くらいの余裕ある時間帯がおすすめです。
うっかり夜中見てしまった私は、モヤモヤしながら寝るしかないのでした…
▼オンラインショップ買えるものも多数▼
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