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#271 CHALEUR B CHOCOLAT

カナダ(カルレトン=シュル=メール/ケベック)
www.chaleurb.com   ★★★★
製造段階:ビーントゥバー
価格帯:€€€€€

ダニー・マーキスは、2005年にコーヒーの輸入業およびコーヒーロースター(喫茶店)として始まりました。ペルーへの旅行中に、ペルーのコーヒー農家は、彼にコーヒー栽培のためにカカオをベースとした堆肥を使用すると話しました。なぜカカオを輸出しなかったのかという質問に対して、ペルー人の彼はカカオ豆の主要な購入者はほんの数人しかなく、カカオを売ることは難しいと答えました。当時、すでに小さなコーヒーショップは流行っており、ビーントゥバーのチョコレート製造はまだ始まったばかりでした。

当時、ダニー・マーキスはすでにビーントゥバーでチョコレートを製造することを決めていました。

2014年にその時が来て、彼の家族であるルイビンセント、フローレンス、ルドビック、マリークレール・マーキスはその間にチャルーBの共同所有者となり、最初のチョコレートはビーントゥーバーで生産されました。ダニーマーキスは自分を「シェフショコラティエ」ではなく、「グルメ起業家」としています。チャルーBは、ケベック州のガスペ半島にある「チャルー湾」の略称です。

製品の評価
ダーク:ショコラノワールウガンダ70%
77.90ポイント
ウガンダのカカオで製造。マイルドな酸味と少しの苦味。はっきりした、フルボディでゆっくりとした口どけです。チョコレートらしさとピートでスパイシーな風味、そしてパームとバニラも印象的。

ミルク:ショコラ レ ウガンダ 50%
75.90ポイント
カズナーヴのよう。ダークミルクチョコレート、酸味があり甘く、はっきりカカオの特徴がわかります。ミルキーでクリーミー。砂っぽく速く溶けます。甘すぎず、ほんのり苦い仕上がりに。(追加)バニラ、ピート、キャラメル、フローラルの香り。 

ホワイト:ショコラブラン-バニラドマダガスカル
82.70ポイント
バニラ風味のホワイトチョコレート。そこそこ甘くミルキーで、ややクリーミー。口どけはやや砂っぽく、クリアで速いです。加えられたバニラの風味が集中しています。途中から最後の食べ終わりにかけては甘さが際立ちます。

フレーバー:モッカッチーノ-ショコラオレ50%カフェ
83.00ポイント
「ブラレリーデュケ」のベラロッサエスプレッソ風味のダークミルクチョコレート。コーヒーを上手く味わうことができ、カカオニブも少し感じることができます。これは不快ではありません。ただ全体的にやや甘すぎます。

概要:始まりは困難でしたが、チャルーBはかなりうまくマスターしました。ウガンダで採用されているカカオは、最初にビーントゥバーチョコレートを製造するための最もシンプルなカカオではありません。特に香りが強くないチャルーBはエクアドルまたはマダガスカルからのカカオではるかに容易に香りがついたでしょう。したがって、香りが少ないカカオを使用するという勇敢な決断したことを脱帽します。
《keywords》
compost 堆肥
infancy  乳児期、はじまったばかり
hats off 脱帽

おしまい(^^)



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