おじいちゃんとバスで。
ドイツに住み始めて一年半程が経過。
この街は本当に人が優しい。
心がとても温かいから、日常の何気ない事に沢山助けられています。
例えば、
バスに乗車する時、息子といる時はバギーを使用しているので、乗車の際は後方ドアから乗るのですが、たまに運転手の方が気づかないで開けてくれない時などは、先に乗られている乗客の方が私達に気付いて、ジェスチャーで私に
「運転手さんに言ってあげるから、待っててね!」とやってくれたり、公共機関でエレベーターやエスカレーターが壊れている際に階段でバギーを運ぼうとすると必ず誰かが手を差し伸べてくれたりして。
こういうのって本当に些細なんだけど、
毎日の生活で沢山出くわす場面なので
本当に感謝しかないです。
先日、息子の幼稚園帰りで乗車したバスでの話。
私は椅子に座って、息子はバギーに座っているとおじいちゃんが私の横に座られて、話しかけてくれました。
私のドイツ語は乏しすぎて、分かる単語だけ並べてかなり無茶苦茶だったけど、おじいちゃんは
「へー、そうなのー!」
「ほうーそれはスゴイ!」
と、相槌を打ってくれ、何故か会話が成立。笑
でも、すごくそんな雰囲気が温かくて
この出来事も本当にちょっとした事なんですが、
心がホッコリしました。
私達が下車する際には息子にヨシヨシと頭を撫でてくれ「楽しむんだよー!」と言ってもらいました。
見知らぬ方の優しさは身に染みるというか、
不慣れなドイツ生活ですが、
こういったことが
沢山の光を運んでくれています。
おじいちゃん、又、バスで会えますように!
ありがとう!!