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入学までが大変!だった大学院

なかなか入学しませんね汗

終わってしまえば何ということのない、だけどその時はなかなか時間と手間がかかった入学申請について。

どこの大学院もたいてい同じとは思いますが、主な必要書類は語学力の証明(うちの大学ではゲーテのC1レベル)、高校の卒業証書、大学の卒業証書と成績証明(トランスクリプト)、志望動機書、でした。

ドイツ語C1は合格ギリギリラインだったけど受かりたてだったので問題なし。

やっかいだったのは、高校の卒業証書です。日本語で書かれているのをドイツ政府認定の翻訳者の方にドイツ語化してもらう必要がありました。

私は物を無くすのがとても得意なので(下記参照)高校の卒業証書は実家に置いてありました。母は私と違ってとても几帳面なので、予防策なのです。

その卒業証書を日本にいる翻訳者さんに訳してもらい、郵便で送ってもらうという煩雑なことになりました。
それぞれにメールでお願いして、郵送の手配をして、費用を振り込んで、とそれぞれ手間と時間もかかります。

あとは大学の卒業証書がどうしても見つからない!再発行は不可能とのこと。卒業を証明するレターを書いてもらい、トランスリプトを添えれば大丈夫との言葉を信じて、母校に手配してもらいます。

ベルギーの大学を出ているので、EUで標準化されている学位の互換性については問題なく、スムーズにことが運びました。

EUの恩恵、やれありがたや。

志望動機書については、他の大学院への進学を考えていた時にもたまにメモ書きしていたような「もっと勉強がしたい」「社会人で経験したことを体型的にまとめたい」と言ったことと、「どうしてこの大学で学びたいか」を書きました。

もちろんドイツ語だったので、あらゆる機械的、人的サポートを活用してまとめましたとも。

思ったより何週間か遅れて、無事出願が完了しました。
あとで同級生を通じて知ったのは、最初に全部まとめて送らなくても大丈夫だったということ。手持ちの書類から送ったり、「これこれは手配中です」みたいに連絡をしておけば、期限についてもある程度は融通がきいたみたいです。(大学によって違うと思うので、要確認です!)

入学手続きに至るまでは結構なハードルだったな、と3年経った今でも思います。ひとつひとつの作業は難しくはないのですが、時間と手間が心理的に負担になったのです。

逆にいうと、海外大学院の入学申請はそれだけで大きな関門だということを知っておくと、希望が見えるかも!

入っても大変だけどね。あはは。

(ちなみに写真は秋休みに行ったバルト海沿岸のTravemündeにある、ドイツ最古の灯台です。)



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