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社会人大学院で出会った同級生たち

私が入学したのはアラヌス芸術社会大学院の修士プログラム。ドイツでは修士はたいてい2年で取れるのですが、このプログラムは週末と年に2-3回の集中スクーリングからなる社会人向けのコースなので、3年かかります。

専攻の正式名称は「教育・社会・セラピー的職業分野における実践研究」。長い。

ちなみにドイツ語だともっと長くて、Praxisforschung in pädagogischen, sozialen und therapeutischen Berufsfeldern笑。早口言葉かな?
詳しくはこちら↓
https://www.alanus.edu/de/studium/studiengaenge/detail/paedagogik-praxisforschung-in-paedagogischen-sozialen-und-therapeutischen-berufsfeldern-master-of-arts-master-of-education-teilzeit

オリエンテーションの時、全員自己紹介をする機会がありました。そこで一緒に勉強する面々の背景がわかることに。(ちなみに初めての先生の授業の時は、大抵簡単な自己紹介と時にはチェックインから始まることもありました。小さい学校だし、全人教育を標榜するシュタイナー系の学校だからでしょうか。)

一緒に学んだのは現役の幼稚園の先生からダンスセラピスト、職業学校の教員、児童養護施設の職員までとカラフルな15名ほど。
私の学年で外国人は1人だけでした。毎年1人2人はいるみたいです。

年齢層も幅広くて、大学を卒業して働き始めて間もない20代から、ベテランの50代まで。私たちの学年はなぜか全員女性!
キャッキャと話が止まらないので、先生にあきれられるクラスでした。

そういった時間や、休み時間などでよく話すのが「なんで進学したか」
学校に入ってすぐ話すネタあるあるですね。

「学校が好き」とか「もっと勉強がしたい」という人(わたしです)も何人かいましたが、驚いたことに、ほとんどの同級生が「職場で現在の仕事を続ける、もしくはひとつ上のポジションに昇進するためには修士号が必須となるから」という理由での進学でした。

しかも、大学から近いボンやケルンだけでなく、ベルリンやドイツ北部、南部からはるばるスクーリングに通う同級生も多かったのです。

さあ、なぜでしょう。
つづきます。




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