エピソード0 一番やり直したい時
わたしは、新卒から勤めてた会社から退職。
新たに転職して2年目に突入していました。
新しい仕事にも慣れてきて、新規の大型プロジェクトが始まり、仕事でバタバタしていた時期でもありました。
シフト勤務ということもあり、朝から終電まで働いていた日々。
母は、私の身体の方を心配されてました。
そんな仕事でいっぱいいっぱいだった私に心配をかけまいと、母は一人苦しんでいたのです。
母の異変を知ったのは、昨年の1月下旬になった頃。
全身に皮膚炎を患い、顔と首以外の全身が膿んでしまっていたのです。
冬なので、洋服を着ていたため隠れてしまっていたり、また母の就寝後に帰ることも多く、気づけなかった。
夜も寝るのが辛くなっていたようで、だんだん疲れが溜まっているように見えました。
限界になって、初めて「ムヒ塗ってくれない?」と私に皮膚炎で膿んでしまった体を見せてくれました。
その時の衝撃を忘れられません。
「なんで早く言ってくれなかったの!?」と泣きながら話しました。
母は昔から弱みを見せない人でした。
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