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耐え忍ばないこと、正直にいること

5月半ばから、絶賛寝不足中です。相変わらず21:30に床につく生活なのだけど、めったに、朝までぐっすり眠れません。ほとんど毎日、深夜に眠りの淵から意識がひゅんっとのぼり、そのまましばらく寝つけなかったり、ざぶーん→ひゅん→ざぶーん→ひゅんを繰り返して眠りが浅いまま朝を迎えたり。

つい先日は、お風呂に入ろうと洗面所に行ったときに、今年初のG氏(隠語)に遭遇してしまったのが相当な衝撃だったようで、ひゅんの拍子に、脳内で突如、G氏撃退作戦会議が開幕してしまい、もう、意識ぴーん。目をつむったまま七転八倒寝返りを打った末に、こりゃ眠れないわ、と諦めて薄目を開けて時計を見たら、真夜中も真夜中の2:15。しゃあない。寝室を出て、積読の山に出かけました。キョンキョンのエッセイ、淡々と正直に人生を受け止める姿勢が表れていて、「文は人なり」だなぁ。かっこいいなぁ、くぅぅぅぅ。

寝不足の原因は、ひよこの素晴らしき寝相です。ひよことわたしは、シングルの布団で二人寄り添って寝ているのですが、暑いんでしょうね、縦横無尽に寝返りを打つ、打つ、打つ。加えて、手首だの肘の内側だのを掻く、掻く、掻く。蹴られたりパンチくらわされたり、耳元でボリボリと聞かされたり、睡眠妨害はなはだしいんです。そして、頭上のクィーンサイズのベッドからは、のびのびと眠る夫の健やかな寝息(ときどきイビキ)が聞こえてきます。

先週、夫の実家に泊まったときに、ひよことわたし、1人1枚の布団で寝たら、久しぶりにぐーーーーーっすり眠れました。すがすがしい気持ちで目覚めて、気がついたんです。布団で寝れば腰が痛いだのなんだの小言が過ぎる夫と、どうしてそうなった!?な寝相のひよこのあいだで、わたし、無意識に「耐え忍ぶおかーさん」をやってたんだなって。

コントトールできないことも多いけど、だからこそ、コントロールできることは、心身穏やかでいるために、した方がいいですよね。我慢してたらあかん。昨日の楽天買い回りのスタートを待って、直敷きOKなダブルサイズのマットレス(これです)をポチっとしました。届くのが楽しみです。

ミカちゃんはこういう時、否定も肯定もしない。ミカちゃんにとっての事実だけを語る。私がタマゴっていうただの一人の女の子ってことだけがミカちゃんにとっての事実なのだ。それは私がタマゴでいることが嬉しくなる瞬間。

小泉今日子「黄色いマンション 黒い猫」

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