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目薬作戦、その後

目薬を使い切れる大人になりたい。目薬を忘れずにさせる大人になりたい。というノートを先日書きました。

作戦は順調です。「目ぐすり」マステは、机正面の引き出しの淵に移動させました。毎朝出社すると、ネームカードやハンカチ、スマホなどなどをここに入れます。そのときに「あ、目薬も」と思い起こすのに、マステがまずお役立ち。そして、うちはシステム会社ということもあって、フロアを出入りするときはネームカードをかざさないとドアが開錠しないんですね。トイレ、給湯室、会議室、どこに行くにも引き出しを開けてネームカードを持って出て、席に戻ったらまた引き出しを開けてネームカードをしまうという動作が生じます。(ネームカードは首にかけとけよって話なんですが、なんしか首が凝って集中できないので、胸を張ってかけない派を押し通しています。)ネームカードをしまうときに、引き出しの淵のマステに呼び掛けられるわけです。「目ぐすり」って。ほんじゃあ、さしとこか、と。

なにか継続とか習慣化とかしたいときに、動線や仕掛けってほんとうに大切ですね。

「収納術」はカタチ(名詞)だけれど、「元に戻す」のは行動(動詞)だから。「収納術」は一度で完成するけれど、「元に戻す」のは何十回、何百回と繰り返さなければならない。

金子由起子「暮らしのさじ加減」


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