千鳥【桃太郎】
千鳥の初期時代の漫才ネタを書き起こしてみましたpart3
大好きな千鳥。今や飛ぶ鳥を落とす勢いで売れに売れまくってますが漫才もハマれば地獄のように笑い転げてしまいますね。初期の頃の漫才はどんな構成になっているのか気になりましたので書き起こして少しだけ勝手に分析してみました。大悟はnote興味ないと思うのでノブに届いて欲しいです♬
大:お客さんにご報告があります。
ノ:何をお前?
大:ええ漫才が出来ましたわー
ノ:何を言い出しとんやお前
大:題材は桃太郎ですわー
ノ:ようある話やないか
大:桃太郎の話を面白おかしく変えますわ
昔昔あるところにおじいさんとおばあさんがいましたのところボケますわ
ノ:言うてどうすんねん、そういうこと
大:昔昔あるところにおじいさんとおじいさんがいました
ノ:おばあさんちゃうんかい
大:掴みですわー
ノ:言わんでよいよそんなこと
大:こっから桃太郎が鬼退治にいく別れのシーンですわーコント入りしますわー
ノ:言わんでええねん
大:ほわんほわんほわんほわんほわわわわーん
ノ:古いど
大:本当に行ってしまうのかい?
ノ:はい、おばあさん僕が鬼を退治してきます
大:じゃぁこの吉備団子を持っておいき
ノ:ありがとうございます。これできっと鬼を退治してきます
大:じゃぁ気を付けていくんだよ。おじいさん。おじいさん行かせましたわー
ノ:何がおもろいんやじじい行かせて
大:桃太郎行かすと思ったでしょ?
ノ:そりゃ思うやろ
大:じじい行かせましたわ 年寄りのおじいさん行かせましたわ
ノ:大丈夫かこの後
大:おじいさんが繰り広げる鬼退治の道中とくとご覧あれ
ノ:ご覧あれとかいらんねんお前 このご老体に鬼を退治する力は残っているのか
大:ワンワンワンワン うーわぁー普通の野良犬でてきましたわ
ノ:何がおもろいねん
大:普通の野良犬出てきましたわーおじいさんと野良犬が繰り広げる鬼退治の道中とくとご覧あれ
ノ:ご覧あれとかいらんねん
大:おじいさんおじいさん そのお腰につけている吉備団子おばあさんにもくれませんかね おばあさん付いてきてましたわ
ノ:なんでおばあさんが付いてきてんねん
大:おじいさんの事好きやから この後サル出てきます そしてそのサルがおもろーい事いいますわ
ノ:大丈夫なんかお前そんな事いうて
大:キーキーキー
ノ:どうしたんだいサルくん
大:おじいさんおじいさんそのお腰につけている吉備団子僕に10個くれませんか
ノ:欲張りやな!オイ!
大:最高の突っ込みがかえってきましたわー
ノ:やめてくれよオイ
大:おじいさんおじいさん あれは鬼ヶ島ではないですか?
ノ:ほんまやのもう見えてきとんか
大:鬼ヶ島見えてきたという事はキジ忘れてますわ
ノ:ほんまやなおい どうすんねんキジかわいそうにおい
大:でもお客さんよう覚えておいてくださいよ 後々おもろいところでキジ出てきます
ノ:ようし鬼ヶ島に着いたぞ いくぞおばあさん
大:ちょっと化粧直してもいいですか
ノ:化粧せんでええわ いくぞサル
大:吉備団子3つくれませんか
ノ:まだ欲張り何か いくぞイヌ
大:うぅぅぅぅー
ノ:まだなついてないんか
大:畳み掛けてみましたーわー ええー さぁこっからは鬼との決闘のシーンですわ 緊迫なシーンですわ とくとご覧あれ
ノ:ご覧あれとかいらんねん
大:ちょっと待ってください 私はキジです
ノ:キジかい・・
大:ここでいれるんですわーええ
ノ:最初でいうとるから何も楽しないわお前
大:まだまだ決闘のシーン続きますわ(殺陣のシーン)練習の成果ですわー
ノ:そんなん言わんでいいねん 何で全部言ってまうんや
大:お客さん!オチですわー
ノ:お前頭おかしいんかーおい 誰が楽しいんや
大:最後のボケですわーそれ言うてス―って帰りますわ 頭下げて
ほんでよー思い返してくださいよー一人家にいますわ
ノ:なんでオチでいうキーワード言うてまうんや よしズバー
おじいさんの勝ちやー
大:おじいさんお待たせしてすいません、金太郎です
ノ:誰が来てんねん
大:ええ漫才できましたわー
ノ:もうええわ ありがとうございましたー
面白いですね!!お客さんに宣言するというボケをずっと繰り返す事によって2人のやり取り時はボケではないと認識できて宣言時にあーここで笑うんだというポイントだと認識できますよね。この投げかける漫才スタイルでいっても良いところだと思うのですが千鳥のネタで他に観たことないですね。
すいません、横道に反れましたがこのネタは一言で言いますと「逆にボケのハードルを下げている」ではないでしょうか?
一見、ハードルを上げているように思えますが面白い漫才、面白いボケと言う事でしょーもない事でも笑えるシステムを作っていると思います。
またまた【お前】の数も調べてみましたが4回だけでしたwwもうコレはネタによりますね。時期とかはまだまだ分からないのでしつこく載せていきます。
笑い飯も言ってましたが、千鳥のネタは台本にしてみると全く面白くない。
本当にその通りで書いて振り返ると全く面白くないwでも実際に聞く漫才は面白い。特に二人のバックボーンを知っていると受け入れやすくなり面白さが増すのは人柄しかないかなと。そりゃ人気出るわ。
今やってもかなり面白いと思うので年末のガキ使とかでリメイクしても良いのではと思います。多分、今の千鳥がやると大悟のしつこさとノブの返しがいい意味で余裕が出来ていて1回見てみたいですね。
このネタの畳み掛けてるところが好きですが、野良犬の箇所が最高につまらな過ぎてジワるw「うーうーうー」って・・小学生かw
千鳥が好きな人も普通な人もあまり好きではない人もこれを機に1度見てみてくださいー♬
クセ度:★★★☆☆