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【選挙ウォッチャー】 東京都知事選2024・新たな「つばさの党」が現れる懸念。

 6月20日から東京都知事選が告示されますが、現段階で約50人が立候補の表明をしていて、とうとうポスター掲示板が設置できないのではないかと心配されるようになりました。
 今のところ、「たくさんの候補者がいる」という表現で留まっており、その原因が反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」にあるという報道はあまり見かけませんが、まもなく「つばさの党」と同様に問題になってくると思います。


■ 「鬼スベりピエロ」の立候補

 今年の東京都知事選は、まさに「珍獣博覧会2024」です。
 安芸高田市の「ヘリクツ野郎」こと石丸伸二、元祖迷惑系YouTuber・へずまりゅう、ネトウヨの田母神俊雄、日本第一党の桜井誠、噂の東京マガジンの清水国明、獄中立候補の「つばさの党」の黒川敦彦、松田道人こと「AIメイヤー」、96歳発明王のドクター中松、元祖お騒がせの後藤輝樹、日本母親連盟の陰謀論者・内海聡、元オリーブの木の小林興毅・・・。
 こんなにたくさんポンコツが出てしまうと、さすがに僕の身が持たないのですが、この他に「NHKから国民を守る党」の関連候補が30人近くも立候補しようとしています。
 数々のお騒がせ候補が立候補してくる中で、「第2のつばさの党」になりかねないアホが立候補を表明しています。

「つばさの党」が暴れる以前に、N国党の公認候補として暴れていた河合悠祐

 まさに今、「つばさの党」を模倣する可能性が懸念されているのが、「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐です。既にN国党広報機関紙の「東スポ」が報じていますが、河合悠祐は「街頭演説では他の候補者に質問しに行く」と宣言しています。
 実際、6月10日には「ご報告」から始まるTwitterの投稿では、「街頭演説ではつばさの党なみ?に主要候補者を凸質問しに行きますか?笑」と書かれており、筋の悪さを見せています。
 問題は「本当に『つばさの党』のようなことをするのか」という点にありますが、可能性は十分にあり、かつて暇空茜が大々的にColabo叩きをしていた頃、迷惑系YouTuberたちがColaboの活動をしている女性たちに凸をする現象が起こりましたが、この時に凸をしていたメンバーの一人が、この河合悠祐になります。

河合悠祐のTwitterアカウントのヘッダー(引用元リンク

 しかも、めちゃくちゃ怖いのは、河合悠祐は基本的に「顔面白塗り」で行動しており、ガチで映画の「ジョーカー」のような見た目なので、この状態でColaboの女性たちを追いかけ回していたのですから、めちゃくちゃ怖いです。女性を不安にさせることにおいては超一流のクソ野郎なのです。
 こうした実績から、河合悠祐が「ジョーカー」として、他の候補の街頭演説を妨害するような行動に出る可能性は十分にあり、特に、蓮舫さんや小池百合子さんの陣営に凸をするのではないかと考えられますので、こいつが来た時には躊躇することなく、すぐさま警察に通報することをオススメしたいと思います。
 この「鬼スベりピエロ」のタチが悪いところは、「つばさの党」の過激な選挙妨害を見て、「自分も逮捕されない程度に似たようなことをしよう」と考えてしまうところです。「つばさの党」は何度も何度も執拗に選挙妨害を繰り返しましたが、おそらく「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐は、話題性を求めて数回程度の凸をするだけで、警察に警告されたら、すぐに大人しく引き下がると思います。実際、大人しく引き下がれば逮捕されないと思っているでしょうが、あらかじめ予告しているところを含め、非常に悪質であると言っておきたいと思います。

 さて、「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐とは、どのような人間なのか。
 2022年10月の草加市議選で、ジョーカーの白塗りを封印し、連日にわたって素顔で駅頭に立ち続け、「自分は京都大学卒で、議員になったら真面目に働くので、その決意として、今回は素顔で挑戦しています!」とアピールし、見事に当選。しかし、当選直後から顔面白塗りで登場するようになり、さっそく有権者の期待を裏切りました。議場では「顔面白塗り禁止」になってしまったため、辛うじて素顔を保っていますが、それでも日頃の活動は相変わらずの顔面白塗りです。
 ちなみに、顔面白塗りでColaboの前に現れたのは、市議になった後の話であり、河合悠祐もまた立派な「暇アノン」であると記録しておきたいと思います。

 河合悠祐が政治の世界に足を踏み入れたのは、2021年3月の千葉県知事選です。この当時の様子は無料部分に書いていますので、ぜひ無料部分だけでも読んでいただきたいのですが、当時はオミクロン株に変異する前で致死率が高い状態だったのに「コロナはただの風邪」と主張していた「国民主権党」の平塚正幸が話題をさらっていた時期でした。
 この平塚正幸という男も「NHKから国民を守る党」の元党員で、立花孝志に学び、「国民主権党」を立ち上げ、日本医師会の建物に侵入して逮捕されたことがありました。

 当時の様子を克明にまとめたレポートがあります。
 平塚正幸が日本医師会に凸をしたのも、「つばさの党」と同様、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」に学んだからです。その平塚正幸に同じように凸をして数字を稼ごうとしたのが、「鬼スベりピエロ」こと河合悠祐だというわけです。
 当時から「凸をして数字を稼ぐ」というメンタルを持ち合わせており、その後、「NHKから国民を守る党」の公認候補として参院選や衆院選に立候補しました。まさに「つばさの党」の黒川敦彦と同様、凸をしてYouTubeのアクセスを稼ぐという「尊師・立花孝志の手法」をそのままやってくるタイプの人間です。
 なので、「つばさの党」と似たような混乱が起こる可能性が十分にあると考え、河合悠祐には警戒が必要です。迷惑系YouTuberとして知られる「へずまりゅう」よりも選挙妨害につながる行動を取る可能性が高いということは示しておきたいと思います。
 ちなみに、河合悠祐の立候補により、ますます東京都知事選が荒らされる可能性が出てきたのは困った話なのですが、草加市民の皆さんにとっては朗報と言えるかもしれません。「草加の恥」と化していた鬼スベりピエロこと河合悠祐は、東京都知事選に立候補することで市議を失職します。


■ 諸悪の根源である「N国党」の計画

新たに「ゴルフ党」なるものから立候補することになったアホの男(引用元リンク

 6月7日には、N国党傘下の「ゴルフ党」なる政治団体から小松賢という男が立候補してきました。この男は、ゴルフ関連のIT企業をしているという社長になりますが、尊師・立花孝志に口説かれ、このたびの東京都知事選に立候補することを決意。「金持ちを優遇する政治の実現」を公約にしています。
 金持ちを優遇する政策がうまく行かないことは「アベノミクス」という世紀の愚策によって証明されていますが、基本的に「うだつの上がらない人間たち」が集まっているN国党界隈は、東京都知事選に立候補することで自社の宣伝を兼ねようとしています。
 どうせ東京都知事選で当選することはないので、パチキレた政策を打ち出すことで話題性を生み出し、自らが経営するゴルフ関連のIT企業の認知度を高める作戦なのですが、はっきり言って、300万円の供託金を回収できるほどの広告効果は得られないと思います。
 尊師・立花孝志のロジックでは、NHKをはじめ、さまざまなメディアで放送される政見放送を「CM」として考えれば、本来、支払わなければならない広告料を軽く上回り、お得であると考えています。あるいは、都内に約1万4000ヶ所あるというポスター掲示板を使って、名前を覚えてもらったり、QRコードを貼ってアクセスしてもらったりすれば、これもまた広告効果になっていると考えています。
 ところが、実際は「小松賢」という名前の前に「アホのN国信者の」というデジタルタトゥーを刻むだけで、世間からシンプルに「ヤバい奴」だと思われるだけです。実際、N国党から立候補したことのある女性は、バイトの面接でさえ落ちるようになり、まともな企業から相手にされなくなるだけです。信用調査会社で出される社長の経歴も、「NHKから国民を守る党の傘下となる政治団体を立ち上げ、東京都知事選に立候補して、社会に迷惑をかけた男」として刻まれることになるでしょう。少なからず、社会的な信用は失うことになります。


■ 東京都知事選のN国党のキーパーソン

今、尊師・立花孝志が夢中になっている内野愛里という女(引用元リンク

 尊師・立花孝志は今、新しいオンナに夢中です。
 内野愛里は、「カワイイ私の政見放送を見てね」という政治団体を立ち上げ、このたびの東京都知事選に立候補してきますが、これもまた尊師・立花孝志のプロデュースによるものです。
 先日、YouTubeで「蓮舫」と検索するところを見せようとして、「れ」と入力した瞬間に、FC2のエロ動画のタイトルが2つも出てきて、56歳の無職のオジサンが、今も元気にエロ動画を検索していたと話題になったばかりですが、56歳にして性欲が衰えない尊師・立花孝志は、あちこちに内野愛里を連れ回し、常に一緒にいるところが目撃されています。
 どこぞの男女がどこでどうなろうが知ったこっちゃありませんので、立花孝志と内野愛里が男女の関係にあるかどうかは、正直、まったくどうでもいい話なのですが、内野愛里の供託金300万円は、立花孝志の紹介によってスポンサーとなる人物が現れ、300万円を調達したと話しています。
 実はここ最近、尊師・立花孝志は突如として金回りが良くなり、某銀座のママの誕生日パーティーとやらで、元お笑い芸人の宮迫博之さんにステージ上で現金を渡しました。また、現在は削除されていますが、へずまりゅうに100万円を渡したと公言しており、現在は言い訳のように「へずまりゅうから断ってきたので二度と連絡するなと言った」などとホザいています。
 しかし、ここ数週間の立花孝志は、突然、潤沢な資金を得るようになったようで、どこかから巨額のお金を調達していると考えられます。ホラッチョの力で、アホからお金を調達する能力は非常に高いです。
 話を戻して、尊師・立花孝志と内野愛里の出会いは、かなり昔です。内野愛里は、宏洋(「幸福の科学」の大川隆法の長男)が経営する赤坂のバーで店長として働いていた経歴があり、最近まで中野でポケカショップなるものを経営していて、これが全然うまく行っていませんでした。そんな折、かねてから知り合いだった尊師・立花孝志が店にやって来て、内野愛里を口説き落とし、東京都知事選に立候補させることになったわけですが、現在は常に立花孝志の隣にいる女になっています。立花孝志は、女のためなら湯水のごとくお金を使う男です。しかも「借金」で。今回の東京都知事選が終わった後は、巨額の借金だけが残ることは確実で、また大津綾香党首になすりつけた11億円のように、借金を誰かに被せるのでしょうか。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

「つばさの党」を現在のような形に育て上げたのは、尊師・立花孝志である

 僕が1週間以上にわたり、沖縄県議選を取材している間に、反社会的カルト集団「NHKから国民を守る党」の周辺には、いろいろと動きがありました。
 6月11日には、大津綾香党首が原告となって、立花孝志を被告として訴えた裁判があり、大津綾香側の代理人弁護士による凡ミスにより、ますます尊師・立花孝志を調子に乗らせる結果となったのですが、調子に乗れば乗るほど致命的なゲロをするのが、立花孝志という人間です。本来は、ノーミスで立花孝志を追い込み、立花孝志からのゲロを引き出すべきなのですが、結果的にまた致命的なゲロをかましており、こうしたゲロについての指摘が全然ありませんでしたので、次回のレポートで記録しておきたいと思います。
 また、「つばさの党」についても、若干ながら動きがありましたので、この界隈の話をN国&つばさマガジン(2024年7月号)にて、まとめてまいります。
 沖縄県議選の取材が立て込んでおり、正直、N国党に費やす時間はまったくないのですが、東京都知事選が一つのヤマ場になりそうではあるので、しっかりチェックしたいと思います。

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