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【選挙ウォッチャー】 座間市議選2020・分析レポート。

9月13日告示、9月20日投開票で、座間市議選が行われました。事前の説明会には32陣営が集まったそうですが、結果的に、定数22に対して26人が立候補し、落選するのはたったの4人ということになりました。もともとは、NHKから国民を守る党、国民主権党、しょぼい党、オリーブの木などが揃い踏みで、魑魅魍魎が集まる激ヤバの選挙が行われる可能性があったため、非常に注目していたのですが、直前になって、国民主権党、しょぼい政党が離脱。NHKから国民を守る党はだいぶ前に候補者がいなくなっていたため、ヤバめの政治団体の中では「オリーブの木」だけが立候補してくる形になりました。

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今、急速に「カルト」に落ちつつある「れいわ新選組」の事務局長をしている沖永明久さんも立候補しており、細かいところでは「日本維新の会」も進出してきています。大激戦の魑魅魍魎フェスティバルにはなりませんでしたが、地味に選挙の結果は気になり、なんだかんだで見応えのあるレポートにはなりそうです。


■ 国民主権党・しょぼい政党は断念

今年7月の東京都知事選で「コロナはただの風邪」を掲げて立候補した平塚正幸率いる「国民主権党」は、党員のオバサンを擁立する計画を立てていましたが、平塚正幸とオバサンの間で話がこじれ、オバサンが国民主権党を離党したため、無所属で立候補するかと思われていたのですが、結局、立候補することはありませんでした。現在は「あなたの党」という名前になっている「しょぼい政党」は、足を洗った迷惑系YouTuberの男性を立候補する計画を立てていて、戸別訪問を繰り返していましたが、こちらも候補者が離党することになり、今回の座間市議選の立候補も見送られることになりました。


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