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【選挙ウォッチャー】 政治家女子48党・動向チェック(#4)。

 昨日から「統一地方選」の前半が始まり、北海道、神奈川県、大阪府、奈良県、鳥取県、島根県、徳島県、大分県で知事選が告示されます。これから約1ヶ月にわたり、毎日、鬼のように取材する日々が始まるわけですが、取材が忙しくなると原稿を書くことができないため、この期間はチダイズム新聞・電子版でお届けしたニュースのアーカイブを、こちらにも載せておきたいと思います。
 今日から始まる神奈川県知事選や大阪府知事選に「政治家女子48党」のN国信者が立候補してきますが、前回の参院選で『ガーツー』と書いて帰ってきてしまうアホの子が続出したように、今回も間違えてアホの子たちが投票しないように、直近、「政治家女子48党」のアホがどんなことをしていたのかをまとめておく必要はあると思いました。


■ 「チダイズム新聞」過去記事(#3)

 これまで「チダイズム新聞・電子版」では、タイムリーに「NHK党」の関連記事をお届けしてまいりましたが、常に新鮮なニュースに触れていただけるよう、過去記事に遡るのが難しい仕様になっていますので、ここでアーカイブ化しておきます。


■ 黒川敦彦、借金踏み倒し音声データ流出

1億円の借金を返済せず、「借りたもん勝ち」と言い放った黒川敦彦

 NHK党の幹事長で、下部組織「つばさの党」の代表の黒川敦彦(44)が、2019年に政治団体「オリーブの木」に謎の1億円を貸し付けていた問題で、社会活動団体「荻津組」が、裁判の記録と合わせ、音声データを入手したとして公開。そこには黒川敦彦や朝霞市議の外山麻貴(50)が、借金を踏み倒せるように工作をしたと語る生々しいやりとりがあった。
 「荻津組」が公開した音声データや裁判の記録を照らし合わせると、黒川敦彦が2019年に、「政権を取る」との約束のもと、資産家から1億円を借り、参院選を戦った。ところが、2019年の参院選は「れいわ新選組」や「NHKから国民を守る党」が旋風を巻き起こし、黒川敦彦率いる「オリーブの木」は議席を取れず。その後、この資産家の男性とトラブルになり、貸した1億円をめぐって裁判になり、東京地裁では黒川敦彦が1億円の借金を返済しなければならないという判決が下されていた。
 音声データは、黒川敦彦や外山麻貴が顧問弁護士らと話し合い、破産の申し立てがあってもお金を取れないまま終わるように工作し、1億円を踏み倒す計画であることを生々しく語るものだ。詳しくは「荻津組」が公開しているYouTubeをご覧いただきたいが、黒川敦彦こそ「1億円の借金からランナウェイしていた」という話だ。
 こうなってくると、「NHK党」の資金繰りに大きな影響を及ぼす可能性がある。1億円の借金を踏み倒すための工作をして、今なお借金を返済しない黒川敦彦が「幹事長」という要職に就いている政党に、一体、どんな信用があるのだろう。かねてから「NHK党」の資金繰りについても問題が指摘されてきたが、黒川敦彦の指南により、今度は11億円という巨額の借金が焦げ付く可能性がある。黒川敦彦を「幹事長」というポストにつけている限り、NHK党の信用はゼロだ。
 黒川敦彦には、幹事長報酬のほか、「諸派党構想」による政党交付金の分け前、YouTube広告などの収入があるはずだが、これらはすべて後継政治団体「つばさの党」や母親名義の会社「合同会社オリーブの木」などに流れるようになっていて、黒川敦彦自身にはお金が入らないという仕組みだ。こうして債務から逃れ、悠々自適な生活を過ごしている。資本主義の大原則を無視するような男に、この国の政治を任せられるのだろうか。また、資本家としても知られる堀江貴文は、こうした資本家の敵を許しておけるのだろうか。
 日頃から「NHK党」を追及している選挙ウォッチャーちだいは、この一連の問題を本人らに徹底追及することを宣言しており、随時、「N国マガジン・1月号」でまとめる予定だ。12月25日投票の西東京市議選では「NHK党」が力を入れている「政治家女子48党」の候補が複数立っているが、応援演説に来るタイミングで本人らを直撃する。[2022年12月22日付]


■ 黒川敦彦、説明の動画で火消しに走る

 不誠実な政治資金収支報告書の記載が発覚し、さらには1億円の借金を踏み倒すための工作をしていて、かつ、債権者を嘲う音声が流出し、炎上していた「つばさの党」の代表で、「NHK党」の幹事長をしている黒川敦彦(44)。
 その火消しのため、「NHK党」党首の立花孝志(55)は、「NHK党」の幹事長就任後に借りたお金について、債権者からの申し立てがあれば、「NHK党」で返済を肩代わりすると表明。支持者からも「無限ATM」だとツッコまれていた。
 一方、黒川敦彦は、外山麻貴らと言い訳の動画を配信。「自分たちはCIAと戦っており、命のリスクと引き換えに1億円を借りている」という荒唐無稽な言い訳をして、最後まで「誠意をもって少しずつでも返す」という言葉は聞かれなかった。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」の著者で、「NHK党」や「つばさの党」に詳しい選挙ウォッチャーちだいは、「流出した音声データにもある通り、借金を踏み倒すために、黒川敦彦個人に収入が行かないように工作され、顧問弁護士に相談のもと、実質的に黒川敦彦が運営する母親名義の会社や『つばさの党』にお金が流れるようになっており、お金の流れを変えればすぐに返済は可能になるのに、これからもYouTubeの制作やデモを続けると宣言しているので、言い訳をしただけで返済する気はまったく感じられない。こんなに無責任な人間を政治家にしている『NHK党』も問題だし、『つばさの党』に議席を与えるようなことがあってはならない」とコメントした。[2022年12月23日付]


■ 黒川敦彦ら、NHK党が再び選挙妨害

西東京市議選で「参政党」の候補者に妨害行為を繰り返していた黒川らの集団

 西東京市議選(12月18日告示・12月25日投票)に立候補している「参政党」の五十嵐将雄候補(38)の応援に、事務局長の神谷宗幣議員(45)が入ったが、またしても「NHK党」の幹事長・黒川敦彦(44)らが妨害をした。
 妨害行為に関わったのは、黒川敦彦のほか、朝霞市議の外山麻貴(50)、「つばさの党」幹事長の根本良輔、八王子市議選に立候補予定の片岡将志、武蔵野市議選に立候補予定の菊竹進、西東京市議選に立候補している丸吉孝文ら。
 黒川敦彦は車道に飛び出して走り回ったり、「イケス不倫」などと書かれたプラカードを持って神谷議員を直撃しようとしたり、ド派手に妨害行為の限りを尽くしたが、そのたびに参政党の警備スタッフに止められていた。何度止めても執拗に突っ込んでおり、そうこうしているうちにコートのボタンが取れたらしく、ボタンを取られたのは器物破損だとして田無警察署に駆け込んでいた。コートを引きちぎられたというならともかく、気づいたらボタンがなくなっていただけで、参政党のスタッフが暴力的に剥ぎ取ったわけでもない。それどころか、自分が妨害行為をしに行った末にボタンがなくなっているのだから、明らかに自業自得である。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」の著者で、黒川敦彦の金銭トラブルを追及している選挙ウォッチャーちだいが「金返せ!」と声をあげると、黒川敦彦が反応。YouTube動画で説明したので、「その問題はもう解決済みだ」との見解を示した。しかし、1億円が返金されたわけでもなく、動画で言い訳をすれば済むという話ではない。今後も借金や責任からランナウェイする「ブーメラン黒川」こと黒川敦彦のことは、徹底追及する。[2022年12月24日付]


■ 黒川敦彦ら、最終日も選挙妨害をする

4月23日の八王子市議選に立候補する片岡将志(写真左)と笑う黒川敦彦(写真中央)

 「NHK党」幹事長の黒川敦彦(44)が、今日も西東京市議選(12月18日告示・12月25日投票)で、最終日となる24日も参政党に対する選挙妨害を繰り返した。
 田無駅前で行われた五十嵐将雄候補(38)のマイク納めに乱入した黒川敦彦は、1億円の借金を踏み倒している身分でありながら、五十嵐将雄候補に「アムウェイをやっていたって本当ですか?」などとカラみ、マイク納めまで台無しにしようとしていた。演説終了後に五十嵐将雄候補に話を聞くと、「参政党本部から怒られるかもしれないので今は何も話せない」と断った上で、「妨害があったからといって自分たちの選挙ができなかったわけではない」と選挙の手応えを語った。
 一方、妨害をした黒川敦彦らは、来年1月にSL広場で行われる参政党の集会でも妨害行為をすることを予告し、満足気に帰って行った。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、連日の妨害行為を最前線で取材している選挙ウォッチャーちだいは、「クリスマスイブにやることのない中年男性たちが集まって妨害行為を繰り返していて、クリスマスではなく、クソシマスである」と話していた。なお、12月25日午前0時には、その前日の選挙妨害の模様を「チダイズム」のnoteでお届けする。[2022年12月24日付]


■ 【速報】西東京市議選、N党は全員落選

「政治家女子48党」の女性信者たちに囲まれて嬉しそうな尊師・立花孝志

 12月25日投票の西東京市議選で、NHK党のセカンドブランド「政治家女子48党」の織田三江(40)、朝日恵子(56)、丸吉孝文(38)は、いずれも落選し、いずれも供託金が没収された。
 あれだけ大々的に広告費をかけ、あれだけ大々的に選挙カーを走らせ、あれだけ党首の夏目亜季(32)らが応援に入っても、織田三江が153票、朝日恵子が96票、丸吉孝文が14票に終わり、全員の合計を足しても、その上の順位だったザ・シャークさんの396票に遠く及ばないという悲惨な数字だ。供託金まで没収されたので、公費で賄われる選挙ポスターの制作費などで儲ける「ネット選挙株式会社」の利益にもならない。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党に詳しい選挙ウォッチャーちだいは、「政治家女子48党は、市民からまったく受け入れられていない」とした上で、「おそらく尊師・立花孝志は供託金が没収されるほど数字が取れないとは思っていなかったのではないか」と話す。これほど悲惨な数字になると、「政治家女子48党」という路線には見直しが迫られそうだ。
 西東京市議選のレポートは、「チダイズム」にて1月1日に公開予定だ。[2022年12月26日付]


■ 清須市議の伊藤奈美、N党に加入へ

 NHK党首の立花孝志(55)がYouTubeで、清須市の伊藤奈美市議(34)が「政治家女子48党」に加わることを発表した。
 伊藤奈美市議は、今年4月の清須市議選に無所属で立候補して当選。現在は1期目の市議だが、かつては「ビューティージャパン中日本」の初代ファイナリストに選ばれたこともあるという。
 あまりSNSを更新していないタイプの市議のため、本人から「政治家女子48党」に加入する旨の宣言はなかったが、早くも立花孝志は西東京市議選での街頭演説でも現職の市議が3人になったと報告。荒川区の夏目亜季、松戸市の中村典子、そして、清須市の伊藤奈美だという。
 「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」(新評論・1650円)の著者で、NHK党に詳しい選挙ウォッチャーちだいは、「政治家でありながら、NHK党がカルト政党だと知らないレベルの情弱は終わっている」とコメント。「せっかくのビューティージャパン中日本の初代ファイナリストという肩書きを『政治家女子48党』という肩書きで上塗りするのは、千疋屋のフルーツパフェの最後に生クリームを乗せるべきところでウンコを乗せているようなもの。自業自得とはいえ、悲惨すぎる」と述べた。[2022年12月26日付]


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 今日から始まった統一地方選をたっぷり楽しめる「注目選挙区の事前予測レポート」がリリースされております。後半の4月23日の前日まで、最新の情勢が更新されるため、約1ヶ月にわたってニヤニヤしながら楽しめるコスパの良いレポートです。

あちこちで迷惑な街宣活動を繰り返し、支持者を獲得している「政治家女子48党」の黒川敦彦

 今回の統一地方選で、「政治家女子48党」が全滅すれば、旧NHK党が急速に弱体化していくことは間違いないと思いますので、供託金没収レベルまで持って行き、しっかり「解党」に突き進むために、一人でも多くの方に反社会的カルト政党の実態を知っていただきたいと思います。


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