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【選挙ウォッチャー】 衆院選2021・神奈川15区レポート。

10月19日公示、10月31日投開票で、衆院選が行われました。神奈川15区は、衆院選の直前に行われた自民党の総裁選に立候補し、岸田文雄さんに負けてしまい、「冷や飯食い」になってしまった河野太郎さんの選挙区です。世間の人気とは裏腹に、党内での人気はそんなに高くなく、今ではすっかり自民党の端っこにいる人になってしまいました。代表選に負けても高市早苗さんや野田聖子さんには存在感があるのに、ものすごく端っこ感があるのは、どうしてなのでしょうか。

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河野 太郎  58 現 自民党
佐々木 克己 66 新 社民党
渡辺 麻里子 45 新 NHKと裁判してる党

ポスターのデザインはともかく、メンツを見た瞬間に河野太郎さんが圧勝するであろうことが想像できる構図になっているのですが、なんと河野太郎さんは「全国最多」かつ「史上最多」という圧倒的な得票数で勝ちました。歴史的に見ても、全国的に見ても、河野太郎さんほど票を獲得できた人はいないのです。こんなに圧勝になってしまった原因は、相手が社民党とN裁党だったことに加え、やはり「ワクチン担当大臣」としての活躍(実際には活躍というほどの活躍はしてないけど)が、有権者に高く評価されたからなのだと思います。


■ 渡辺麻里子候補の主張

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今回、「NHKと裁判してる党(主に被告で)」から立候補してきた謎のオバサンが、渡辺麻里子です。同じく歯科医で南関東ブロックから立候補している渡辺稔充という歯科医の男がいるのですが、夫婦なのかどうかは確認できていませんが、渡辺麻里子の選挙戦略について、渡辺稔充が語っていましたので、いずれにしても関係は深いと見ています。ご自身で歯科医を経営しているのに、N国信者の渡辺稔充に影響されて黒歴史を残してしまうのですから、悲惨としか言いようがありません。N国信者がやっている歯医者なんて、一体、誰が行きたいのでしょうか。下手すれば経営が傾くレベルの黒歴史だと思います。

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本当は「NHKと裁判してる党(主に被告で)」から立候補しているカルトおばさんなのに、ポスターのどこを見ても「N裁党」とは書いていないもので、「自民党にも社民党にも投票したくない」という人たちの票が流れてしまいました。もしポスターに「N裁党」と書いてあったら、もう少し河野太郎さんが最多記録を伸ばしたでしょうし、社民党にも票が入ったのではないかと思います。

さて、1月20日に「『NHKから国民を守る党』とは何だったのか?」が発売され、尊師・立花孝志にも実刑判決が下されましたが、まだオフィシャルに報告していませんでしたので、改めてご報告いたします。N国党の顧問司法書士である加陽麻里布から訴えられていた裁判は、無事、勝訴いたしました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。なんでも麹町警察署には「名誉毀損」として刑事告訴されているそうなので、裁判では「名誉毀損ではない」とお認めいただいていますが、告訴状が受理されてしまっている以上、手続きの問題として、警察は僕を書類送検しなければならないかと思います。できることなら、オミクロン株による第6波が収まった頃に呼んでいただけると助かりますが、警察の事情聴取には全面的に応じるつもりでございます。立花孝志の話では、警察からは「取り下げ」を提案されているそうですが、断固として取り下げるつもりはないそうなので、「嫌疑なし」で不起訴になると思いますが、何も悪いことをしていないのに書類送検されることにはなりそうです。まったく迷惑な話です。

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党名をコロコロ変えている尊師・立花孝志ですが、最近はとうとう「NHKから裁判された方の受信料を支払う党」に変えようとしています。あれだけ威勢よく「受信料は払わなくていい!」と豪語しておきながら、最終的にはお支払いです。どうしてこうやって公選法違反を重々承知で、こんなことをやっているのかと言ったら、これから借金を返済できなくなってしまう可能性が高いのですが、「人助けのためにお金を使っていたら、お金がなくなってしまった」と言いたいから。

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政治資金収支報告書や立花孝志の日々の動向を追っていれば、NHKから裁判を起こされた人たちのお金を肩代わりしたところで、そんなお金は大した金額ではありません。立花孝志は既に詰んでいます。物の善悪の判断もつかずに立花孝志に騙されて立候補している情弱は、これから一生、黒歴史を背負いながら生きるだけです。


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