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靴のメンテナンスに思ったこと

先日神戸屋さんで唯一なんとか履けると言われたパンプスを修理に出してきました。
神戸屋さんで足の計測したお話はこちら。

元々ウエディングシューズとして購入したSergio Rossi。デザイン自体はプレーンなポインテッドトゥのパンプスなんですが、色が結構派手なミントっぽい色かつ9cmヒールなので当初はウエディング系イベントが終わって擦り切れたらさよならしようかなと思ってたんだよね。
でも履いてるうちにすごく愛着が湧いてきて、今となっては買ってすぐに裏張りを怠ったことを猛烈に後悔してる...。

今回は爪先の裏側が擦り切れてたので裏張りと、踵の入れ替えをUnion worksさんにお願いしてきました。
有名店なので私が説明するまでもないと思いますが、高価な靴のメンテナンスはここにお願いすることにしています。

靴の状態も鑑みてできること・できないことをいろいろとアドバイスしてくれるし、単純に仕上がりが端正で腕がいいと思う。
私は今回トップリフトの交換と裏張りをお願いしたんだけど、裏張りの色を何色にするかかなり相談させていただきました。最初は裏の色に合わせてベージュで張るつもりだったけど、前や横から見た仕上がりを意識して最終的に黒でオーダー。だって自分が後ろから見ることってないし、前から見てテンション上がるのが一番いいなって。こういう細かい仕上がりに拘って選べるのが素敵な所だと思います。
あとはこの靴は変わった色/素材の靴なので、アッパーやヒールが剥げても塗りなおしや張り直しができない(から大事にしてね)と教えてくれました。そういえばこれ、前メンテナンスに出した時も教えてくれたなー。だから修理できない位傷んだら潔く処分しよう!って思って履いてたんだった…。

依頼して1週間後に修理の終わった靴を受け取ってきたんだけど、流石の出来栄え!
爪先の削れてしまった部分も目立たないように補修してくれたうえで底張りしてくださってました。
それに布が剥げてる部分も目立たないようにクリーム?を塗ってくださったようで、綺麗になって見違えました~。
すごく嬉しかったので帰宅してすぐに夫に自慢しちゃった♡

今回のメンテナンスにかかったお金は6000円位だったので高いか安いかは意見が分かれるところだけど(GUのバレエシューズなら6足買える)、最高にお気に入りの靴が6000円で蘇るなら高くないなーっていうのが私の感想。

ここ数年は1000~7000円位のプチプラ履き潰し靴しか買ってなかったから修理するって概念をすっかり忘れてたけど、もっといい靴を履いて大事にお手入れしていきたい。だって足に合う靴を履いただけで私の頑固な脚のむくみがなくなっていくんだもん。
今思えばいくら安いとはいえ足に合わないから履き心地は良くないし、1年位でダメになるし綺麗に見えないし何で買ってたんだろうか...。(数年東南アジアで暮らしてたせいでビーサン以外の靴の選び方を忘れたから)
これからは靴だけじゃなく自分を大事にしていきたい。私には大切なものを手入れしながら長く使う生活が合ってるな。
会社員として頑張って働いてるんだからこの位の贅沢は自分に許してあげようと思ったし、またこの靴を履いて出かけるのが楽しみ。

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