納豆の「ココをきりとる」は、圧倒的優しさ

表題の通りです。
今回はいきなり本題に入ります。

“圧倒的優しさ”という表現が正しいかはわかりません。ただ、“便利”としてしまうと、なんだか味気ない感じがしたので、“圧倒的優しさ”としました。



「ココをきりとる」が納豆を食べる人のストレスを減らしたのは、いうまでもありません。
魚肉ソーセージの「マジックカット」は全然マジックではないのに対して、納豆の「ココをきりとる」は確実に切り取れます。
これって案外大事だと思うんです。



魚肉ソーセージを食べるとき、開封図のようにマジックカットから開けても、うまく開かない場合が多いです。
半分は簡単に開けられるのですが、もう半分が開かない…。
ピーッと開けたいところが、グニュってなります。(伝われ〜)
開封図の開け方はうまく開かないので、独自の開け方をしています。

マジックカットで、あたかも簡単に開くように説明しているのに、うまく開けられない。
これ、ストレス感じます。
(魚肉ソーセージディスりすみません…汗)



それに対して納豆の「ココをきりとる」は、確実にキレイに切り取れます。


あっ、そういえば、「ココをきりとる」だけで伝わってますか?
納豆(確かおかめ納豆)についてくるタレで、簡単に開けられるように工夫されているものです。
「ココをきりとる」をちぎって切り取ると、タレが飛び散ることなく、簡単に開きます。


そう!タレが飛び散らないのです!

誰もが一度は、納豆のタレを飛ばして服を汚してしまったことがあるでしょう。
朝ご飯を食べるとき、タレを飛ばしてワイシャツに付いたときはテンションガタ落ち。
ふきんで拭いてもあとがのこり、シミが残ったままのワイシャツで出勤。最悪ですよね。

それが「ココをきりとる」だと、全くタレが飛ばないのです!
納豆を食べる人のタレが飛ぶ恐怖心をぬぐい、安心して納豆が食べられます。
これは世紀の大発明であり、“圧倒的優しさ”です。



タレが飛び散らないようにする工夫している納豆は他にもあります。

「タレの袋を開けるときにタレが飛ぶなら、袋に入れなきゃいいじゃない」
と、マリーアントワネット的な考えなのは、
ゼリー状のタレの納豆です。
タレの開封がないため、もちろんタレは飛びません。


この発想、すごいです。
タレを“液体”→“固体”に変えてしまうのですから。
この“気体”“液体”“固体”の、物質の三態変化は、他の商品にも使えそうですね。




「ココをきりとる」「ゼリー状のタレ」のような、小さな不満を何気なく改善する商品って、惹かれます。

“いろはす”などの潰しやすいペットボトルが出たとか、
クノールのカップスープで箱を潰しやすいように切り取り点線が入ったとか、
ドレッシングの中栓を別に捨てる必要がなくなったとか。


“ムムっ”というちょっとした不満を感じさせないようにする、マイナーチェンジ。
企業努力。
そういった企業は応援したくなりますし、商品は買いたくなります。




今後はどんな工夫が生まれるのか、楽しみです。











納豆より豆腐の方が好きです。

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