津田の盆踊り(ぼにおどり)
みなさんこんにちは🤗
chichikoです✨
今回は、前回のブログでお伝えしておりました、『阿波踊りの原点』とも言える踊りのご紹介記事となります。
みなさんは、『津田の盆踊り』をご存知でしょうか⁇
徳島県指定無形民俗文化財に登録されている、後世に残していきたい踊りの一つです。
みなさんがよく知る阿波踊りは、揃いの着物に揃いのハッピ、連ごとに決まった踊り方、流れるような綺麗な構成…華やかで観る人を魅了する様な踊り
といったところではないでしょうか。
『津田の盆踊り』はまた違った視点から観ていただけるかと思います。
津田の盆踊り(ぼにおどり)とは…
津田町は徳島市の東端、勝浦川と園瀬川の狭間に位置し、東方は紀伊水道に面する。
古くは海中の島であったが、後世、地続きとなり、江戸時代には徳島城下における漁業•海上交通の要衝の地として賑わった歴史豊かな港町です。
この地で生まれた踊りは、沖で遭難した人々に捧げる死者鎮魂の精霊踊りです。
遥か沖に向かって
「お父もんてこーい」
「◯◯さん、早うもんてこーい」
と繰り返される涙声に引かれて浜辺に還る新仏をまち、しめやかに踊ったのが供養踊りの始まりとされます。
また、それは海に生きる人々の心でもありました。
津田の浜では、盂蘭盆3日間は踊りが盛んでした。
浜から踊り始めた盆踊りは、やがて津田の町筋を埋める大群衆となって、東の空が白むまで踊り狂ったとされています。
衣装や形態…
この踊りは、衣装の新調も、それを揃える必要もなく、何処でも、誰でも、すぐに踊れる気軽さがあります。
旗を押し立て、子供を背中にくくりつけて、踊り狂う「子持ち組」と呼ばれる女衆。
常着のステテコ一枚で土間から飛び出し、狂喜乱舞を熱演する「ステテコ組」と呼ばれる若衆。また、大漁旗を浴衣に着て踊る人たちで津田の盆踊りは湧きに湧いていました。
津田の盆踊りには、芸道もなければ形態もない。好きな者が集まって、津田の町を練りながら流すという何の束縛も受けない、自由で粗野な民俗芸能です。
現在の盆踊り…
現在は、阿波踊りに足並みを揃えて、8月12日から4日間踊っています。(2日間の場合もあり)
アミコ前無料演舞場
紺屋町演舞場
無料演舞
徳島城博物館
など、その他色んな地域の行事やイベントに参加してます。
生で観ると、圧巻‼︎
阿波踊りとは一味違った踊りを楽しんでいただけます。
今回は、『津田の盆踊り』のご紹介のみで締めさせていただきます♪
次回は、演舞の様子を上げていきたいと思います"(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎
たくさんの方々に民俗芸能の素晴らしさを知っていただきたいので、ぜひ、ご訪問ください。・:*:・(*´ー`*人)
ちなみに…
chichikoファミリーも保存会に所属し、狂喜乱舞しております( ˭̵̵̵̵͈́◡︎˭̵̵̵͈̀ )ˉ̞̭
では、またお会いしましょう♪