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そっちがそうなら、こっちも

9月28日土曜日。
ピルの休薬期間で少し下腹部が痛いものの、意外としっかりと掃除洗濯を終わらせて、部屋を整えることができた。夫は今日から英語の秋の授業が開講した。
昼には鍼灸の施術をしてもらう街に行き、久しぶりにフォーを食べた。すごく美味しかった。友人が大好きと言っていたブンチャーもメニューにあり、食べてみたかったのだが今回はフォーが食べたくて店に来たのでまた今度。セットの春巻きも美味しかった。この店が家の近くにあったらどんなに嬉しいか。

鍼は今回も辛過ぎた。最近身体の調子がイマイチだ。暑さや気圧が落ち着く冬には少しはマシになるだろうか。しかし、冬は冬で寒いから身体が硬くなりそうだ。それにしても、やっと長袖が着られるようになって嬉しい。
そしてこの日は鍼が終わっても帰れない。先日観た「ナミビアの砂漠」の監督の長編デビュー作「あみこ」が一週間限定上映されるのでレイトショーに行かなければならなかった。映画が始まるまでまだ3時間あると言うのにもう映画館併設のカフェに着いてしまった。いつものカレーをゆっくり食べながら赤ワインを飲み、夫はカレーの後にデカいバナナケーキを頬張っていたが、それでもまだ1時間半近くある。それで調べて発見したのがBOOKOFF。最近BOOKOFFも減っているが、この街にはあるらしい。下手な本屋に行くより楽しいのでは?と久しぶりに行ってみたら、かなりテンションが上がってしまった。ハタチの頃にハマっていた川上弘美も最近の作品は読んでいないな〜と100円という値段にウホウホしながら購入。1番大好きな本もまた読み返したくなって再購入。持っていた筈だが家に無いから誰かに貸しっぱなしだろうか。他にはサラッと読めそうな東直子や、文章が大好きだった記憶の平松洋子(彼女の文章に出てくる食べものはものすごく美味しそうで全部食べたくなってしまう)と、去年出版された土井善晴の本は新品の半額でなんてこったと思いながら手に取る。

これだけ文庫本があれば暫く通勤時の本に困らない

映画はめちゃくちゃ面白かった。ナミビアに引けを取らない、なんならそれよりも、とんでもない主人公だ。夫が、ジェーン・スーの言葉を借りて「世界がわたしの思い通りにデザインされていないのなら、こっちだって好きにやる、という感じでとても良い」と言っていて、なるほど!と思う。流石、わたしが言葉にできないようなことも、しっくり来る言葉に落とし込むのが上手い。

動き回ったのでだいぶ疲れた。

昨日はそんな感じです。

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