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見て見ぬフリ

4月から働く職場から連絡が来て「服装:オフィスカジュアル」と書かれていました。
お、オフィスカジュアルとは……実際…一体。
募集要項には服装自由と書かれていて、面接の時に服装って本当に自由なのか的なことを聞いたら「そうですね。まあGパンとかじゃなければ」と返ってきて、その時点で自由では無いですね?と思ったのだけど、わたしもつい「あ〜、オフィスカジュアルですかね」と言ってしまった。うん、そうそう!となったけど、そもそもわたしオフィスカジュアル知らないのに!なんて難しいのさ!ちなみにメールには「オフィスカジュアル(立ち作業もあるのでスニーカー可)」と書かれていました。
GパンはダメでスニーカーはOKなオフィスカジュアルとは…。わたしは兎に角鮮やかな色が好きなので普段は上下原色みたいな格好をすることは多いのだけど、それはどうなの?ダメなの?夫に相談すると(相談する相手としては間違っている気はする)「最初からそういう格好していって、そういう人ってことになった方がいいんじゃない?」と言われ、わたしも誰かに相談されたらそう言っちゃ気がするのだけど、どうなんだろう。自分のこととなるとめちゃくちゃ迷う。

昨日はわざわざ国立市まで、ドキュメンタリー映画「ガザ 素顔の日常」の上映会へ行きました。主に平和な側面をまとめた映画なのかなと思っていたら、予想に反してかなり過酷な映画でした。イスラエルからの攻撃で大怪我を負ったり亡くなった人が病院の中に次々と運び込まれ、泣き崩れる人々を映した場面が流れ、ものすごく辛かった。本当に、不条理。今回のハマスによるイスラエルへの攻撃以前から、イスラエル軍からの空爆が気まぐれのように行われる状態はずっと続いてきたことを知りました。本当に信じられないけれど。
司会の国立市職員の女性が、上映後に泣きながら休憩と休憩後の講義の案内をしていました。
講義は中東研究で東京大学の教授をしている方で、イスラエルとパレスチナの歴史を説明してくれました。本当に知らないことばっかりだ。最近ではラジオでも取り上げられてよく聴くけれど、直接話を聴くのはやっぱり頭への入り方が違います。
最近よく聴くUNRWAについて、今や一方的にガザを攻撃し続けているイスラエルが「UNRWA怪しいでーす!」と言ったことによって、日本を含め多くの国がUNRWAへの拠出を止めるのが、いやなんで?!超攻撃してる側の一方的な意見なのにおかしくない?!という話だし、実際それでガザの民間人が毎日100人単位のペースで亡くなってるという……(攻撃だけで100人、飢餓や病死などを含めると300人を超える、一日で)。何も声を上げないということは、この虐殺に加担していることなるのだな…と痛感しました。
自分ひとりが声を上げても何も変わらない、と思わずに……。

昨日はそんな感じです。

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