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兎にも角にも

昨日は母の家に行きました。
母に会うのは祖父の葬式以来なので約2ヶ月振り。
話している最中に「兎にも角にもって既に7回くら言ってるけど流行ってるの?とにかくじゃなくて兎にも角にもって敢えて言うことに拘ってんの?」と指摘されてハッとしました。
わたし、兎にも角にもってそんなに言ってる……?
その後も5回くらい「兎にも角…、!」となったので、相当な頻度で言っているな、こりゃ。
日記にもかなり書いている気がします。

なんだか日曜のことが思い出されるけど8時間お酒を飲み、最後の1時間はコーヒーで結果9時間。
帰り道も1時間以上かかるので流石に疲れました。
話は非常に盛り上がりました。ここのところ会話の胆力が付いてきたような気がします。というか、自分の新たな考え方がやっと構築されてきたという感じ。
今までに無く、社会問題に関するあれこれをディベートしたりもしました。わたしが「わかりやすさの罪」の話を持ち出したところ「へえ〜、随分成長したんだね」と感心されました。いろいろ話したけど、感心ポイントそこなんだ。
勿論社会問題や政治以外にも沢山話しました。
わたしの身の回りで起こった気持ち悪い話やあれやこれや、わたしの友人の周りで起こったモヤモヤな出来事や気持ち悪い話やあれやこれや。
あとは、関心を持っていない人に、関心を持ってもらう為に話す術について。真剣に話そうとすると陰謀論者や宗教の勧誘チックに取られかねないので、ヘラヘラ話すことが大事らしい、いや難しいわ。
コーヒーを飲み始めたタイミングで母が微妙な面持ちで「大したことじゃないんだけど……」と話し始めた事が、先月わたしが行かなかった祖父の四十九日で、三姉妹でまあまあマジな喧嘩が勃発したという内容で、申し訳無いけどめちゃくちゃ面白かった。
葬式や法事って面白いこと起こりがちなんだな…。
あと、人が「大したことじゃないんだけど…」と話し始める話は、大抵結構大したことだし面白い、ということがここ数日の発見です。

昨日はそんな感じです。

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