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僕の考える男性育休の意義

2023年5月から6か月間、僕は育児休暇を取得しました。

現在、僕が積極的に育児に関わらせてもらっている一方で、
SNSでは、育児に関心が低いパパに対するママの不満を耳にします。
その声にも耳を傾けながら、男性育休の意義を考えてみたいと思います。

育児休暇取得の有無にかかわらず、
家に帰っても子供の世話をしない、youtubeやゲームに夢中、飲み会で遅くなる日が多い。
こういったパターンを男性に対する不満としてよく耳にする印象です。
その背景には何があるのでしょうか?
僕が思うに、そこには時間の使い方に関する考え方の違いがあるのだと思います。

もし身の回りにそんな時間の使い方をする人がいたら、こう伝えると思います。

例えば、今、
あなたは遠くの地で過ごす新婚旅行中です。
たくさん2人で思い出を作りたいと思っている中、パートナーがyoutubeやスマホゲームに夢中で1日を過ごしています、、どう感じますか?
せっかくの時間がもったいないなと感じませんか?

育児の時間の多くを自分の娯楽に費やすことは、
家族との素晴らしい時間を浪費すること同じですよ。
考え方を見直してみませんか? と。

僕にとっては、育児休暇はただの休暇ではありません。
人生における特別な時間。
惜しむことなく過ごすべき貴重な瞬間です。

あたたかく育児休暇に送り出してくれた、
職場のみなさまには感謝しても感謝しきれません。
育児ができる時間を少しでも多く確保し、その時間を最大限楽しむ。
それがあたりまえの世の中になって欲しいと思っています。


特にありがたかったのは、新生児期です。
1日1日の変化が大きく、瞬く間に成長しているような感覚になります。
その微笑ましい瞬間を逃すことなく、妻とともに過ごすことができたことは、僕にとって大きな財産となりました。
この時間の貴重さを多くの人と共有できればいいなと思うばかりです。

また、男性の育休は、家族の絆を深めるチャンスでもあります。
出産を終えた母親は身も心もボロボロです。
1人では何もできない子を必死で守らなければいけない中、父親のサポートが手厚いか否かで、今後の絆には雲泥の差があるでしょう。
産後の気持ちの浮き沈みに対し、妻をしっかりと支えることができたのは、育児休暇を取得でき、自分にも余裕があったからこそだと感じます。

この経験から、育児休暇は人生において欠かせない要素だと心から感じます。

男性が育児に関わることで得られるものは、単なるサポートの機会だけではありません。
家族との絆を築き、成長し、幸福を感じる瞬間がたくさん待っています。
その体験こそが、男性育休の意義だと思います。


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