甲状腺がん+肺転移 術後2週間

術後2週間経過した頃。

オペ翌日から痛みもなく経過していて、痛みのことや手の痺れのことばかり考えててあまり気づかなかったが、顎の下から首にかけて少し痺れてる感じで感覚が鈍いことに気づいた。

触った感じわかるけど、なんかにぶーい感じ。


後日知ったが、手術のとき切った場所から顎くらいにかけて皮膚をベロッとあげるらしい。
テレビでよく見る胃や腸の手術の感じとは全く違う…
想像するだけで恐ろしい…

そんな感じの手術なので、顎下が痺れるのは仕方ないらしい。
術後2年近く経つが、今でも少し痺れている。
切った範囲も広く、手術も5時間と長めのせいなのかな。


締め付け感は日中は気が紛れて感じない時もあるけど、夜になると少し感じていた。

これも2年経過した今でもある。
ヨード治療の時に仲良くなった方は16年前に甲状腺を切除したが、今でも違和感や締め付けがある時があると話していた。
その話を聞いて一生のお付き合いなんだなと思った。

今も何かに集中していると気にならないが、ふとした時に絞められるなーと気になる時がある。
絞められるが息苦しくなるほどの締め付けでは無い。

気圧の関係もあるのかもとTwitterで見かけたが、それもあるかもなーと思った。


ということは機内はどうなるんだろう…
あと諦めたダイビングも…

普段よりも締め付けきつくなって水中でパニックになったら…
怖いな…

食事で飲み込むときとかに引っ張られる感じはずっとあったようだが、これも今もあるような気がする。
少し飲み込みにくいなと思うこともあるが、そこまで気にならないのは幸せかもしれない。



朝の採血でTSHのデータが高めらしくて、チラージン増量しようかなと医師に言われ、チラージン2μから2.5μに変更。
カルシウムも思ったほどは上がってきてないらしく悩ましい状態らしい。

TSH8くらい、カルシウム7くらい。

カルシウムなかなか上がらず、この後も悪戦苦闘だった。

この頃から退院後の生活を視野に入れてベッドをフラットにして寝るように練習して、少しずつまとまって眠れるようになってきていた。

脂肪制限食も解除になって、解除の日はアイスクリームを買って食べて満足していた。

少しずつ日常に戻りつつある術後14日目


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