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私の脳内で起こっていること

2020年6月13日(土) 雨

今日は絶不調です。4時くらいから1時間おきに目が覚めながらも、体は動かず9時過ぎまで布団の中にいました。
10時から仕事だったので、重い身体(こういう時は心はフワフワしてます)を動かしながら、準備。案の定、こういう時は、仕事はうまくいきません。

イラストの通りの私の脳内

昨日も使わせていただいたイラストレーターさんのイラストですが、今日もこの記事を書くにあたり、どのイラストにしようかな〜とみていたら、私が日々直面していることが表現されていたイラストがあって、このイラストから話をしてみようかと思います

一人の時、二人の時、もっとそれ以上の時もある

イラストには、一人でスマホをみている絵と、二人でスマホや本をみている絵がありますよね。
頭の中では、ほとんどが一人です。でもたまに、二人になります。イラストのように、和やかに二人でいられるなら、実は解離性同一性障害という障害は、生きる上で最強だと思っています。でも、現実は、一人のところにもう一人が不意に侵入してきたり、表に出ている人格に、主に困難なことが起こると、「恐れ」や「不安」が先行して、表の人格を守るために、急にスイッチすることもあります。表の人格が絶好調でも、中にいる人格がトラウマに直面することがあると、急激に弱るので、表の人格はそれに苛立ちを覚えて、外にも内にも攻撃的になったりします。
そうすると、最終的に、中の人が「死んでしまいたい」と思うこともあります。
このnoteを書いている「仕事人間人格」は、基本的にむちゃくちゃパワーがあります。でもそれ以外の人たちはむちゃくちゃ弱いし、精神的に未熟です。なので、「仕事人間人格」が弱ると、「私」という人は、徹底的に落ち込みます。
複数の人が一緒にいる時は、脳内会議が行われています。おそらく主人格と思われる人が混乱していると、それにひきづられて泣きじゃくる人がいて、それを見て怒ったり、呆れたりしている「仕事人間人格」がいる、という感じで、会議というよりは、どうにも手をつけられないカオスな状態です。

一人の人のイラストから表現される困りごと

一人でスマホをみているイラストの人
何か閃いたか、嬉しい情報を手にしたのか楽しそうな人がいますよね。
他の3つのイラストは、考え込んだり、落ちこんだり、困ったりしているようです。
普段の生活や、メールやSNSへの書き込みをみて、私がよく陥る現象が、よーく表現されているな。と思います。
解離性同一性障害は、解離性障害と呼ばれる障害の中の一つに分類されていて、「解離」状態の時のことは、実はあまりよく覚えていません。
人格それぞれが思っていることや行動したことを共有していることも多いのですが、「感情」に関することは特に共有されにくいので、昔話に花が咲いた時に、「あの時、すっごい楽しかったよねー」とか言われると、「???」となることがあります。
最近あったことは、「何度かお電話をいただいたようですが、対応できず申し訳ありませんでした。」というメールをもらったのですが、その送信者に電話した記憶が全くなかった。ということもあります。
まあ、とにかくよく忘れます。

忘れてもなんとかなる

人格の混乱が起こった頃は、この「忘れる」ということにとても恐怖心がありました。混乱する前も「言った、言わない」で人間関係が悪くなり、それが原因で仕事を辞めたこともあります。
でも最近は、大抵のことは忘れててもなんとかなるな。という感じです。仕事もメールを遡ったらなんとかなったり、本当に思い出せないことは「すいません、忘れてしまって・・・」と素直にいいます。ムッチャ大事なことは、メモしたり、「その時、私、なって言ってました?」と逆に聞いたり。一人でなんとかしようとしても、なんともできないことがあって、ならば人の手を借りよう!と、この数ヶ月で学んだ気がします。

人格交代はどんな時に起こるのか

今の状態、それは2020年に入ってからのことを指していますが、それ以前の私の人生の中では、「人格交代」がどれほどの頻度で、どのように起こっていたのか?については、今の私(仕事人間人格)にはよくわかりません。

明らかなのは、「仕事人間人格」は、高校を卒業して、大学に進学した後にできたであろう人格です。その前のことは、記憶としては共有されていることもあるので、まるで小説を読んだり、ドラマをみてきたかのように、「あらすじ」を語ることができますが、その時の感情はほぼ覚えていません。
そして、今の「仕事人間人格」がこれほど優位に表に出てきているのは、2020年3月ごろからです。ただ、24時間ずっと「仕事人間人格」か。と言われると、無意識に他の人格にスイッチすることがあって、そのスイッチの回数が多いと、非常に疲れます。
また、4月下旬ごろからは、「主人格」があまりに「死にたい」というモードに入ったので、猛烈に「仕事人間人格」で生きています。(この辺りのことはまた別の記事にしようと思います。)

ストレスからの回避

人格交代は「ストレス」からの回避です。
厚労省が監修するサイトには「子供の時代に適応能力を遥かに超えた激しい苦痛や体験(児童虐待の場合が多い)による心的外傷(トラウマ)などによって一人の人間の中に全く別の人格(自我同一性)が複数存在するようになることをさします。」
と書かれています。
私に何が起こったかは、追々書いていこうと思いますが、人間誰もが「苦しい状況」から逃げ出すと思うのですが、その逃げ出し方が「自分ではない別の人を作り出して、代わりにダメージを受けてもらう」=「人格交代」という方法を身につけているのが、解離性同一性障害の人と言えるかと思います。

人間生きているとストレスだらけです。仕事も家庭も・・・
そんな中で、生き抜く手段として「人格交代」を起こしている

ただ、それだけのことです。

長くなりました・・・
「仕事人間人格」は、「ずっと仕事をしていたい」という願望を持っているので、noteも書き始めると延々と書いてしまいそうですが、さすがに読んでいただく方も疲れると思うので、今日はこの辺りで。
また、次の記事も読んでもらえると嬉しいです。

いつか、この治療記が同じような苦しみを抱える人の役に立つと良いなと思っています。サポートよろしくおねがいします☺️