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デシブログ:正確に観察せよ

爆速完璧作業マンに憧れてきた人生

COTENに入社して1週間。
まだまだ教えてもらった仕事を覚えたり、失敗しないようにメモを取りながらやってみる日々だけど、そんな中でも改善点を思いつき、それをシェアできるようになってきた。

さて、そろそろ色々な議論に参加していこうということで、まずはCOTEN RADIOの制作から配信までのフローを改善していこうという議論に加わることになった。メンバーはサーシャと陽夏と私。

現状、Podcast関連業務は、いくつものプロジェクトが並行して動いているため、スケジュール管理や調整が非常に難しく、体力が必要な状態になっている。そこで、データベースの仕事などなど、もっと色々な業務に体力をあてられるよう、標準化・自動化・集約化をやっていこうという目的だ。
こんなことについても、体系だった知識も実践も私には無いので、何を聞いても面白い。

さて、サーシャが見せてくれた、現状のフローを図に落とし込んだものがあり、その完成度に驚く。元メンバーの方が作ったものらしい。

陽夏から引き継いだ業務の中でも、こんなに分かりやすくて綺麗なマニュアルを作れるんだ・・・しかもスプレッドシートで?!と驚いたものは彼女が作っていた。聞けば、エクセルの神で、仕事で必要な作業系は爆速で完璧にこなされていたとのこと。

彼女の作った資料たちや、slackに残っている発言履歴を見て(digってごめんなさい🙏w)、自分はずっと、こういうものが爆速で作れる人、つまり分かりやすく仕事ができる人、にぼんやり憧れて生きてきたなーということをしみじみ思った。特に大学に入って、様々な爆速完璧作業マンをたびたび目にするようになってからそう思うようになった。

完全に同じ能力を手に入れることは無理でも、苦手分野で60点が出せるようにという師匠の教えがあったので、たかちんと見つけた「勘どころを掴むのが上手い」という才能を使って、彼女がやったようなことを自分もできるようになりたい。

そういったことを1 on 1で龍之介さんに話したところ・・・

師匠のターン:2つは本当に同じもの?

ちさきが言っている「勘どころを掴む」という才能と、彼女が全体プロセスを分解する時に使った能力は別物。もちろん勘どころを掴むという能力も使われているだろうけど、全く同じではないはず。
これに限らず、ディティールを観察して、似ている2つのものが本当に同じなのか、考える。
例えば「勘どころを掴む」というのはおそらく演繹的思考。それができるようになるには経験が溜まっていることが大事。

彼女がしたことをできるようになりたければ、彼女の思考プロセスを観察すること。その際、「勘どころ」という言葉に引っ張られずに、正確に観察し、正確に深掘る。言語に引っ張られないのが大事だね。

一見似ている2つのものが、同じものなのか、そうでないのか。細かく観察することが大切。

行動に落とし込むとどうなるか

なるほどなるほど・・・確かに私は、ある程度似ているものを、雑に同じものだと括って認識してしまう傾向がある。それは連想ゲームやアナロジーが得意ということでもあるのだが、他人の思考プロセスを辿る際には細かい観察が必要だろう。

でも「よし、細かく正確に観察しよう!」と決意をあらためたところで、大してちゃんと実行できないことは私の経験が物語っている。

ではこの学びを実践するために、具体的にどう行動しようか・・・🤔
そのヒントは、さらに次回記事「先ず紙より始めよ」で記したいと思う(ほぼ答え言ってる)。

デシトーーク

※ち:ちさき、ひ:陽夏

ち「龍之介さんの予定を調整しないといけないんだけど、いつもすっごい忙しそうだから、ちょっと聞くの怖いなー。前職だと、社長(知事)の予定を決めるってすっごい大ごとだったから。秘書課こわかったー。」
※現職でも大事なことに変わりはない

ひ「気持ちわかる。でも、そういう時におすすめの考え方があって、『会社にとって利益となることをやってるんだ』と考えると良いよ。龍之介さん確かに超忙しいし、優先度の低い予定かも、って思うほど聞きづらくなるよね。でも、『この予定を入れることは会社の利益になることをしてるんだ』って思ってれば、だんだん申し訳なさとか消えてくるよ。だって、社長が会社のメリットになる行動について怒ったりしたらおかしいもんね」

ち「確かにその通りだ・・・。今後その考えで生きていくわ。ありがとう陽夏」

言われてみれば本当にその通り。組織の利益になることを、組織のリーダーに提案することは当たり前に良いことのはずなのに、なぜ前職ではそのように思えなかったんだろう。一体何を恐れていたんだろう・・・w

続くっ!




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