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岡田斗司夫さんの、正しく人を見下す論。

「プライドが傷つくことを恐れる人」の、視点移動に役立ちます。

岡田斗司夫論 上から目線の話

『日本は階級分化だけで階層文化はない。

プライドなんか捨てようというけど、人より頭がいいと思ってる祝福と呪いを背負ってる。それと共に生きる方がラクだし人の役に立つ。

プライドを下げるより、見合う自分に持ち上げて作ろう。それがオレたち実社会で恵まれない知的階級の道だ。

経済的とかリア充とかの幸せの意味が薄れてきている。

お金があっても、結婚しても子供がいても彼氏や彼女がいても手間が増えて、寂しさとかやるせなさは無くならない。

無駄なプライドを利用して、ちゃんと自慢できる自分に強制的に無利して上げることで生きていく場があるんじゃないか。それは新しい階級文化かも知れない。

現にプライドが高いということは、人を見下しているということだ。悪い使い方は「だからアイツはダメなんだ」、いい使い方は、母親は赤ちゃんが泣たら「オムツが濡れていたのね、分からなかったママが悪かったわゴメンね」と替えてあげる。そんな風だ。ダメだと見下したりしない。

なんて世間はバカなんだと思ったら、それは僕らの責任なんだと考えた方がいい、そこに僕らの頭の使いみちがある。

見下してしまっている権利を行使するなら、義務を引き受けてなんとかする方に使った方がいい。それが僕が考えている正しい人の見下し方です。

かなりツッコミどころのある荒い論だが、貨幣社会が欲望の肯定なら、これからの社会はプライドの肯定だと思う。

欲望の貨幣社会よりはマシな社会が創れると思う。

上から目線でスミマセンっ(笑』

というものだ。

「人を見下す」とは大変に悪い言葉で、「見下そう」というのだからショッキングでインパクトが高い。

内容は、今の資本主義社会でそこそこラクに生きるには、愛嬌や相手に合わせる能力が高いほうが有利で話が合わないと孤独になる。だから生きる道を見出そうぜということ。

IQが20違うと話は全然合わないらしいですよ。


※動画のURLを末尾に貼り付けました。切り抜きすぎの動画が複数あるので是非こちらでご覧ください。

録画は10年前のもの。今は人も体も丸くなりましたね!(^^)
この頃尖ってたんだなぁ。収録の「おまけ」部分なんですよ。とっさの答えで普段考えていることをこれだけ喋れるって、さすが頭いい。


知らない人のために岡田斗司夫とはこんな人

・「レコーディングダイエット」の著者
・オタク四天王の1人「オタキング」と称される
・頭がよく、幼稚園は無意味といい退園する
・IQ148以上と分かり勉強は無意味と放棄する
・後にエヴァンゲリオンを生む会社の創設者
・世界初のオンラインサロンを創設
・マサチューセッツ工科大学にオタク講義で招かれたことがある
・西野亮廣、箕輪厚介らが師と拝する
・中小企業の社長でもあります

どんなに省いてもこれくらいになる、ものすごく面白い人です。


まとめ

頭が良いプライドがあるなら、頭が悪いとバカにしたり腹を立てたりするんじゃなくて、その人を分かってあげる気持ちで上から目線になって、どうしたら幸せになるかを考えるために頭脳を使おうじゃないか。


これって頭いい人、結構無意識にされてませんか? そんな気がするんです。

振り返ってみると、私って頭のいいプライドの高い人たちに優しく見下されていたのね!心当たりがあるわ(^^) 
どうぞこれからも優しく見下してくださーいっ!


1.の本編はこちら。切り抜き過ぎてる動画が増えているので是非こちらでご覧ください。


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