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因果関係のない出来事を同時に起こす

 秋の訪れを知らせてくれるのは、カランコロンと屋根に落ちてくるどんぐりたち。まだ青く皆きちっと帽子を被っている。

「痛っ!」と踏んづけ足元を見ると部屋のそこかしこどんぐりだらけ。子どもたちが毎日のように拾い集めてくるのだ。一粒一粒拾っては窓を開けてエイヤと林へ投げ返す。三十数年前私もこうやって秋になるとポケットいっぱいにどんぐり集めたなぁ。煎って食べたよね?

 庭にほったらかした山積み雑木の丸太を引っ張り出して薪を作った。ちょうど良い気温で仕事もしやすい。

香木の香りに包まれ浄化される
(幼虫やGの繁殖場となっていることはナイショ)



 さて昨夜、嬉しいシンクロがあった。
久々の友人からLINEで連絡があり、

とのこと。
(私の語彙力は置いといて)
彼女は良い本や美術館、
博物館の企画展などがあると
必ずこうしてシェアしてくれる

すぐ横にいた長女りんに「この"ねことことり"って絵本知ってる?」と聞くと「うん、知ってる。絵かわいいし細かくてジーッと見たよ。」と言い終えると、寝室から出ていき、しばらくして戻ってきたりんの手には、

その本があった
りんがマジシャンに見えた
赤塗り潰しは、末娘つーちゃん1歳

 図書館では、つーちゃんを放牧し、手当たり次第にかき集めてくる本を長編だろうと哲学書だろうと図鑑だろうと私の勝手な基準で判断せず全て借りることにしている。
すると、りんもすうも私も選ばないような名作に出逢えることがあり、今ではすっかり1歳児のセレクトを毎回楽しみにしている。一昨年はまだこの世にいなかったというのに。

友人、私をすっ飛ばして「つーと結ばれてる気分✨😍」ときた。

私もよその家の子との繋がりをぎゅっと感じる瞬間があるが、その時間はとても愛おしい。思考抜きにただ二人にしか見えないふわっとしたなにかを一緒に捉えるような確かな感覚。それは周囲を巻き込んで幸せ。そのぎゅっとした確かな感覚が好きで、なるべく関わる人皆と感じていたいと思う。(本心)


ねことことりを読み終え、自分たちの薪割りと猫さんの仕事が頃合いよく重なり、そして夫は薪割りの朝、一羽の弱っていた野鳥を助けていた。



と、この記事を作っていた昨夜23時半。久々に例の音が聴こえてきた。やっぱり23:54~56までの約2分間。今回は少し長かった。そしてどうやらその音はキッチン周辺から聴こえる。



今、目の前にある現実は過去の自分の思考から生み出された現象ってことが時間が開くと納得できないけれど、こうもピッタリ家族友人含めて大きな輪の中でシンクロがいくつも起こると、一喜して「無駄な思考をもっと切り離せないか。」とまたあれこれ思考してしまう無限ループ。



考えるな。

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