palette of words (オリジナル曲)

オリジナル曲の簡単なMVを作りました。

Twitterではこのイメージ画も含め、ここにいたる過程も色々話していたのですが、1つここでお話ししますと、サムネイル画の右の道具は「ふいご」で、宮沢賢治の「よだかの星」の一節から持ち出しています。(対して左は、はやぶさ2のカプセルです)。

もともとこういったイメージから膨らませて作っていった曲ではないのですが、できあがった楽曲に対してTwitterで「予感を引き延ばしたような感覚」という言葉をいただいて、この映像の終わりもどこかそういった雰囲気を共有しているものになっているなと、何かすとんと落ちた感じがしました。

ぜひお時間あれば聴いていただければ幸いです。

lylics bellow↓
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普通じゃない日々に
何があるとは知らない過去の自分だけ思い起こして

冷めてる予感に
意味があるかは言えない期待の数だけ呼び戻して

言葉にするならさ適当にするなよな
筆をつけたパレット色がない
覚悟がいるならさ託してみるからさ
嫌いを極めた我の道はない

ふざけた時間も
正しいことなんて知らない肩の荷分だけ積み降ろして

抱いてた無常に
後もう少しとは言えない未来の数だけ踏み外して

特別に言うけどさ時代も生きてるんだよな
「そこどけ代われ」の位置もない
活路がいるならさ崩してみるからさ
竹刀を構えた我の意地笑い

海辺の雨
深く空洞に
解き放たれた
気体のように
待つことが

ろくにならないけどさ歴史になるんだよな
思い起こしたまでじゃ後がない
語り継ぐ前に写しとってみるからさ
今を射抜いた風の意思に習い

言葉にするならさ適当にするなよな
筆をつけたパレット色がない
覚悟がいるならさ託してゆくからさ
未開に着いたまでだ 道はない

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