見出し画像

大寒を楽しむミネソタ人

今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の「大寒(だいかん)」ですね。大寒とは、一年で最も寒いとされる期間のようですが、今年は暖冬で「寒いけど…、いつもよりは暖かいよね」って感じです。

先日、もうすぐ99歳になる祖母の施設に面会に行った。やっと学校も始まり、ゆっくり話ができた。毎年冬になると、ばあの体調が悪くなることが多くて、ボケ率もググっとアップする。風邪ひいたり、熱出したり。でも、今年のばあは結構元気でした。ボケていることは、ボケているけど、会話が成立する。そして、本人も今年の冬は体調がいい方だとも言っていた。

ばあは今年は水不足になるだろうと言っていた。もうじき99歳が言うことだから、間違いないと思う。確かに、私も今期の雪かきの回数は超少ない。ほぼ、雪かきをしていない。また、年始に子供たちとスキー場に行ってきたが、春スキーのようだった。一部、土や笹の葉が出ているところもあった。

話をもとに戻すと、大寒とは一年で最も寒い期間とされている。


2007年2月8日撮影

この人たち何していると思う?実はね、寒さを楽しんでいるらしい。私が留学していたところは、ミネソタ州のとある大学。「みねそた どんなところ」と適当に検索した文が以下の通り

ミネソタ州は大陸性気候で、気温の差・寒暖の差が1日そして1年を通して激しいことが特徴です。 冬期は氷点下になることもしばしばあり、アメリカの最北端の州であるアラスカ州やカナダの街よりも寒くなることもあります。 そのため「アメリカの冷蔵庫」などと呼ばれます。

アメリカの冷蔵庫と呼ばれるだけに、本当に寒いの。それを楽しむ現地の学生。すばらしいよね!そんな考え、絞り出しても出てこない。写真の左奥にfreeze-A-th…と書いてある見えるかな?おそらくfreezing-and-thawing のことなのかな。凍結と融解という意味。まるっと2日間、ず~っとここにいるだけ。ラジオを聴いたり、会話したり、温かい飲み物を飲んだりして、クラスが無い時間は、ず~っと外にいる。さすがに、夜は凍死の危険があるから帰るけど。

この人たち見ていると、「元気だな~」とか、「バカなことしてるな~」って思うけど、冬のミネソタは寒すぎてメンタルやられてしまう事が多い。「冬の間は Depression (うつ) になりやすくなるから気をつけて!」とよく言われた。そして、入学時のオリエンテーションでも図や統計などを使い、詳しく説明されるほど。自分自身を鼓舞し続けないと、勉強の意欲もなくなり、成績がすぐに落ちてしまう。

20年経って改めてこの写真をみると、やっぱり「元気だな~」とか、「バカなことしてるな~」って思うけど、寒さを逆手にとって楽しんでいる余裕な姿はやっぱり凄いです。皆さんも大寒を楽しんでみてはいかがでしょうか😊

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?