大寒を楽しむミネソタ人
今日は二十四節気(にじゅうしせっき)の「大寒(だいかん)」ですね。大寒とは、一年で最も寒いとされる期間のようですが、今年は暖冬で「寒いけど…、いつもよりは暖かいよね」って感じです。
先日、もうすぐ99歳になる祖母の施設に面会に行った。やっと学校も始まり、ゆっくり話ができた。毎年冬になると、ばあの体調が悪くなることが多くて、ボケ率もググっとアップする。風邪ひいたり、熱出したり。でも、今年のばあは結構元気でした。ボケていることは、ボケているけど、会話が成立する。そして、本人も今年の冬は体調がいい方だとも言っていた。
ばあは今年は水不足になるだろうと言っていた。もうじき99歳が言うことだから、間違いないと思う。確かに、私も今期の雪かきの回数は超少ない。ほぼ、雪かきをしていない。また、年始に子供たちとスキー場に行ってきたが、春スキーのようだった。一部、土や笹の葉が出ているところもあった。
話をもとに戻すと、大寒とは一年で最も寒い期間とされている。
この人たち何していると思う?実はね、寒さを楽しんでいるらしい。私が留学していたところは、ミネソタ州のとある大学。「みねそた どんなところ」と適当に検索した文が以下の通り
アメリカの冷蔵庫と呼ばれるだけに、本当に寒いの。それを楽しむ現地の学生。すばらしいよね!そんな考え、絞り出しても出てこない。写真の左奥にfreeze-A-th…と書いてある見えるかな?おそらくfreezing-and-thawing のことなのかな。凍結と融解という意味。まるっと2日間、ず~っとここにいるだけ。ラジオを聴いたり、会話したり、温かい飲み物を飲んだりして、クラスが無い時間は、ず~っと外にいる。さすがに、夜は凍死の危険があるから帰るけど。
この人たち見ていると、「元気だな~」とか、「バカなことしてるな~」って思うけど、冬のミネソタは寒すぎてメンタルやられてしまう事が多い。「冬の間は Depression (うつ) になりやすくなるから気をつけて!」とよく言われた。そして、入学時のオリエンテーションでも図や統計などを使い、詳しく説明されるほど。自分自身を鼓舞し続けないと、勉強の意欲もなくなり、成績がすぐに落ちてしまう。
20年経って改めてこの写真をみると、やっぱり「元気だな~」とか、「バカなことしてるな~」って思うけど、寒さを逆手にとって楽しんでいる余裕な姿はやっぱり凄いです。皆さんも大寒を楽しんでみてはいかがでしょうか😊
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