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ドラゴンアイを見に行ってみた

昨日、岩手県と秋田県の県境にある八幡平にドラゴンアイという、雪解けの沼を見に行ってきた。家を出たときは天気も良く、ドライビング日和。しかし、山を登るにつれて霧が濃くなり視界が悪くなった。

やっとの思いで無料駐車場に駐車して、車内でひとり考えた『どうしよう・・・』考えてみたけれど、ちょっと怖い感じもするけれど、嫌な感じは無い。ガードレールを伝って、歩くことにした。

ガードレールを伝っていくとビジターセンターに辿り着いた。そこで地図をもらい、職員に訪ねてみた。

「この天気でドラゴンアイを見に行く人いますか?」

そうすると、軽~く

「はい、いましたよ。」そして「行くなら、2~3日前に熊の目撃情報があったので気を付けて下さいね~。」

とこれまた、軽~く言われた。この強風で視界が悪い中、ドラゴンアイを見に行く人なんているんだ…。と思いながら、行くか行かないか迷っていた。やっぱりここでも、不安はあるけど嫌な感じはしない。職員の方に、登山口を教えてもらい、その登山口が分からなかったら、行くことを止めよう思った。

地下道になっている登山口は割とすぐ見つかった。強風の霧の中…地下道を潜り抜けると霧は強いけれど、風はわずかにおさまった感じ。行ってみるか…。

1人で山道を歩き始めたら、若いカップルが私の前を楽しそうに歩いていた。距離を取りながら、二人を静かに追いかけて30分。難なくドラゴンアイに辿り着いた。案外楽勝だった。『お~、付いた。』と思ったけれど、感動できる感じではない。ドラゴンアイを見ながら、そのまま進もうか、戻ろうか迷っていた。若い二人は戻る様子。私の気持ちは分からない…。不安はあるけど、嫌な感じはしない。

『よし、行ってみよう』

歩き始めると、ガイドさんらしき人と、おじちゃま、おばちゃま方が歩いていた。八幡平の頂上を目指している様子。私も距離を取って、集団についていく。でもペースが超遅い…。結局、頂上付近で追い越し、その後は一人で行動することを決意する。

風と霧はまたあるけれど、駐車場を出たときより落ち着いていた。ドンドン一人で木の枝や棒についているピンクのリボンを辿って歩いた。だ~れもいない。周りの人のペースに合わせて進むのも悪くはないが、やっぱり私は一人でガンガン進むのも大好き。なんと気楽で楽しいことか。辺りは相変わらず風も霧も強いけど、ガマ沼の展望台で、ふと叫びたくなり

「私は大富豪になるぞ~!」
「私は起業するぞ~!」

などなど、強風の視界ほぼゼロの真っ白な霧に向かって大声で叫んできた。人がいないことを理由に好き勝手に叫んできた。あ~スッキリ。お天気最悪だったけど、帰りは一人で『天気悪くて良かった~』となぜか思ってしまった。これも何かに繋がる意味のあることなのかもしれない。やっぱり、引き寄せって面白い💕

吹雪いている中、インスタライブしました。
気になる方はこちら

実際に見たドラゴンアイ


本当はコレを見たかったの!
一人で進むことを決意した八幡平頂上
ちょっと霧がおさまったので撮ってみたよ


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