見出し画像

【海外】台湾旅行はLCCがおすすめな理由

台湾旅行が解禁して、年越しもして、台湾のお正月も終わって……
台湾はコロナ対策の方針もどんどん更新されていますね。

今までは「解禁したけど、抗原検査あるし〜」「緩和したけど、初めての台湾旅行だと不安だし〜」など、いろいろあったかもしれませんが、基本的にはあまり気にせず旅行ができる環境になりつつあるように感じます。

まだホテルのルールなど継続しているルールもあるので、渡航時期や予約時点でのルール確認は必要ですが。

さて、私は何度も行っている台湾ですが、何度行っても飛行機はあえてLCCにしています。
そこで、台湾旅行はLCCがおすすめな理由をお伝えします。

※ここでは、マイルなどは貯めていないか、気にしていないことを前提としています。
マイラーの方はLCCを選択するより、貯めているマイルを優先した方がいい場合もあるので、確認の上でご検討ください。

金額がリーズナブル

LCCはご存知の通り、一部サービスを選択購入制にすることで、不要な人は安くチケット購入できるようになっています。
安全面などは他の飛行機と変わらないので、値段のせいで安全面が脅かされる心配はありません。

東京からの場合、台湾までのフライト時間は約4時間。
機内食がなくても全然気になりません。
というより、程よくお腹が空いた状態で台湾に到着するくらいがちょうどいいです。
だって、みなさん、台湾に着いたら台湾美食でお腹を満たしたいでしょう?

数日の旅行はチェックイン荷物だけで大丈夫だという人は、預け入れ荷物も必要ありません。

ブランケットやクッションがないと最初からわかっているのであれば、必要な人は代わるものを持参すればいいだけです。

席はどうしても狭めの設計なので、大柄な人は物理的にきついかもしれませんが……
150センチと小柄な私は、それほど気になりません。

台湾で飲食、買い物とあれこれお金が入りようなので、移動するだけの飛行機はお値段重視のLCCでも全然問題ありません。

Expediaなど予約サイトを利用する人はオプションが一切ついていない場合があります。
その場合は、予約後に公式サイトから必要なオプションを追加しなければなりません。

また、あれこれオプション希望の人は注意が必要です!
オプションを追加していくとキャリアのフライトの金額と変わらない?!なんてこともあります。
オプション追加が前提の人は、追加した上でお得なのか確認して判断しましょう。

早朝便がある

私にとっての最大のメリットはコレ。
LCCは他のキャリアが飛行しない時間にフライトがあるので、使い勝手がイマイチと思われがちな早朝フライトがあります。

例えば、タイガーエアーは早朝5時発。
ピーチエアーは早朝5時55分発。
この時間に東京を発てば、台湾(桃園空港)に着くのは8時や9時ごろです。
まだ全然余裕で朝なんですよ。
入国審査などなんやかんやいろいろあって空港を出ますが、午前中のうちに台北中心地まで行けます。

そのおかげで、ほぼ移動だけで有効に使いづらい1日目がしっかり観光日に当てることができます。

台湾旅行は2泊3日など短い日程で計画する人もいるので、初日からフルに使えるのはありがたいですよね。

深夜帰国便もある

行く時だけでなく、帰る時には深夜便があります。
深夜便で台湾を出発すると、日本に着くのは早朝です。

中にはそのまま出社する人もいるそうですね。
私は、まだしたことがありませんが……

なかなか休みづらい会社員には週末充実旅行を実行するにはもってこいのスケジュールです。
フライト時間も短いし、時差もたったの1時間なので、時差ボケに悩まされることもありません。

そのまま出社しないにしても、現地滞在時間を最大限に延ばせるフライトは旅行ではありがたい限りです。
行きたいと思っていたけど時間的に諦めるか〜なんて思っていたところも追加できるかもしれませんね。

片道購入ができる

LCCは元々片道販売をしているので、片道での購入が可能です。
片道購入をると、より自分の時間に合わせたフライトが選択できます。

私は、今回の旅行では、行きはピーチエアー、帰りはタイガーエアーのフライトを利用します。
予約のタイミングと合わなかったのか、予約時はピーチエアーの復路のフライトが販売されていませんでしたが、航空会社の掛け合わせでほぼ予定通りのフライトが予約できました。

ちょっと話はそれますが、片道購入ができると複数国の観光での移動も簡単に予約できます。
アジア諸国は一足伸ばして追加旅行をするにも便利なので、日程に余裕がある人は複数国のホッピング旅行も検討してみると楽しさ倍増かもしれません!

LCCで注意すること

できるだけ移動費を安くしたい人にはもってこい!のLCCですが、思わぬ出費が増えないように注意が必要です。

大半のサービスは有料、自分で申し込みが必要

先述しましたが、サービスは「追加するもの」です。
基本的に、シートと規定の手荷物はベーシックで活用できますが、大きいキャリーケースを持ち込みたい場合は、預け入れ荷物の追加。
機内で食事や飲み物をいただきたい時は追加支払い。
映画なども追加。席指定は場所によって追加……

しかも、申し込んでいないと利用できない場合もあります。
何もしなくても「ついていて当たり前」と信じていたもののほとんどがなくなります。
初めての場合は、何が含まれて、何が追加サービスなのか確認しておいたほうがいいかもしれません。

欠航・遅延などでも保証がない

自分でキャンセルする時、返金などの保証がないのはもちろんですが、欠航や遅延でも特に保証はありません。

「そんな……」とびっくり仰天する人もいるかもしれませんが、そういうものなのです。
もちろん、購入時の注意書きには書いてあるのですが、あれって読んでいない人も多いですよね。

LCCの案内に限らずですが「書いてあるのに読んでいなかった」というのは完全に自己責任です。
「あんな文字ばっかりなの、読む気になれない」とか、そういう話ではありません。

保証がなくても大丈夫なのかも検討した上で予約するといいでしょう。

前泊など飛行機に時間通りに乗るための準備が必要

これは居住地にもよりますが、早朝フライトの場合、基本的には始発を待っていてはいけません。
乗り遅れます。
空港バスもほとんどが営業時間外です。

そのため、タクシーを利用するか、前日の終電までに空港へ行くのが一般的です。

終電で向かう場合は空港のベンチで過ごすのか、ホテルに泊まるのか……

私はコロナ発生前は空港のベンチを利用していましたが、これでは体が休まりません。
台湾についた初日からフルスロットルで夜遅くまで活動的でいるのは大変です。
また、いいベンチが空いているかどうかは運です。

その代わり、快適ではないのが功を奏して、寝坊するなどの乗り遅れる事態は起こりづらいです。

今度の旅行では、空港に直結しているホテルに泊まることにしました。
見るからにきれいでいい時間が過ごせそうです。

ただし、空港ホテルって高いんですよね。
今回の予約は1泊で17,000円ほどでした……
せっかく移動費を安くしようと頑張ったのにこれでは……と思う人もいますよね。

私は、今回は他の理由もあって、前泊が高くても仕方ないと思うことにしましたが、旅行は飛行機が出発してからではなく、空港に向かうところからなのです!

他にもマイラーにとっては大事なマイルがつかない、チェックインの締切時間が早い、呼び出しなどはない……とその人個人にとっては大事なことがサービスに含まれていないかもしれません。

フライトだけではありませんが、安さには理由があります。
自分に合う範囲であれば気になりませんが、いろいろ求めるのであればしっかり確認して比較検討を進めましょう。


台湾は人気の旅行先で、一人旅や海外旅行初心者でも楽しみやすいところです。
日本、台湾ともに、コロナの規制も落ち着きつつあるので、旅行再開の封切り旅行に検討してみてはいかがでしょう。

春休み時期の3月は台湾も暑すぎなくて過ごしやすい日が多いですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?