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ありのまま、アリ、のママ。敏感なキミへ

タイトルがダジャレになってますけど、(ダジャレ結構好きなので今後出てくるかも)お許しください。

次男のことですが、自分と強くリンクしたことがありました。わたし自身がHSPっぽいので、次男ももしかしたらHSC(繊細ちゃん)ではないかと思っているのですが、

その根拠としては、

①においや感触などに敏感  ②瞬間的に空気を読んで何か悟ってしまう ③なんとなく描いた絵や言葉選びのセンスがいい ④周りのことを自分のことのように受け取ってつらくなってしまう、など。

小学校に行けなくなったのも、先生からしたら意外だったようです。学校ではニコニコしていて、お行儀もいい。しかし自宅でふざけている時とのギャップがすごくて。パパも仕事と自宅のオンオフ差が大きい傾向があるので、そこはあまり気にしていなかったのですが、とにかく学校では気を使いすぎて色々と感じ取りすぎて、疲れていたのかもしれないです。

そんな彼がコロナ休校をきっかけに学校に行かず自宅で過ごすようになって、居心地良いはずの家庭の中でも色々思うところがあるようです。義母から言われたことを強く受け止め、かなり辛そうでした。

お兄ちゃんは長年の経験で義母の言葉はうまく聞き流せるようになってきたようですが(嫁のわたしもしかり)しかし次男はまだ10歳です。受け止めてしまうのでしょう。わたしも最近ようやく、義母の思い込みから出る言葉や愚痴はうまく消化できるようになってこれました。(そもそも本人には悪意などなく、日々の口癖のようなものですから。言ったことさえ忘れてしまう事もしばしばです。)

しかしそれが自分に100%向いているような気になることはつらいものです。観たいテレビがあっても「風呂に入れ!早く」そして「まだ寝ないのか?明日起きられないぞ」の連続で、かえって眠れなくなった夜も。学校に行っているときと全く同じ口調で、それもあって、嫌なんだろうなとわかります。(義母は同じことを繰り返し言ってしまうのです)

彼は「嫌な気持ち」を持て余し、黙り込んでいました。彼のつぶやきを拾っていくと「わかっているんだよ、なのに早く早くっていつも何度も一方的に言うんだ」

わたしも主人も、長年のことからマイペースな息子たちをあまり急かすことは得策ではないことを悟り、お風呂もご飯も最低限しか、せかしませんでした。かわりに義母が言うことになってしまうのですが、今の彼にあまり言ってほしくないこちらの想いをよそに、次男をせかします。だってそういうものだから、という思い(込み)があるのでしょう。仕方のないことです。

「またおばあちゃんに言われたらいやでしょう?」という声かけをそっとすることもありますが、なかなかそういわれてもできないものです。もどかしいのですが。

元気のない次男に カラーボトルを選んでもらいました。彼は好きな緑色とイエローを選びました。

その色からわたしは彼にこういいました。

「君はまだ子供なんだよ。子供でいいんだよ。無理におとなになろうとしないでいいんだから」

イエローは大人に向かう背伸びの色。でも子供なんだよね。

グリーンはありのままの自分。自然体でいいんだよ。でも喧嘩もしたくないから我慢しちゃうんだね。

ライムグリーンは感受性とか、未熟さとかだし。

「だから、わがままでもいいし、甘えてもいいんだよ。」それは、母であるわたし自身のこころにも思いっきり刺さりましたね。

かつての私。親と争いたくなくて、意見を合わせて、我慢して大人になろうとした自分。家族のなかで一番下なのに。悟ってしまった自分。はっきりしなさいとよく母に言われたけど、はっきりできない決められないのにはちゃんと理由があった。家族を悲しませたくない、ただそれだけ。

それが自分とリンクしてしまい泣きそうになった。ふわふわしていて揺れている次男くんは、私の中にたしかにいるんだと。

ありのまま、は、全然、「あり」なんだよ。

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